ダイエット中に注意したい3大栄養素の性質 【K-1格闘家コラム】

2013年12月04日 カラダ カロリー ダイエット 食事

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 いきなりですが皆さんはダイエット中は食品の何に気をつけていますか?

 カロリー? カロリーはもちろん大事ですがカロリーだけでは上手くダイエットの効果が出ない場合もあります。それには私たちの身体を作ったり、動かすエネルギーとなる三大栄養素と呼ばれるものが深く関わってきます。

 三大栄養素とはタンパク質、糖質、脂質の三つです。タンパク質と糖質は1gあたり4Kcal。脂質は1gあたり9Kcal。ではたんぱく質と糖質と同じカロリーなら同じだけ食べても変わらないかというと、そうではありません。

 主にタンパク質は身体を作る材料、糖質は身体を動かすエネルギー、脂質は材料とエネルギーの両方の性質があります。これを覚えているとご自分でアレンジができて取り入れやすいと思います。

 例えば、私たちが寝ている間は活動を止めているのであまりエネルギーを必要としません。また寝ている間は成長ホルモンが分泌され身体作りがおこなわれています。したがって、夜寝る前の食事は糖質控え目、タンパク質多めが良いとなります。逆に朝や昼は身体や頭を動かす必要があるので糖質を多く取ってあげると一日を元気に過ごせます!

 これを単にカロリーだけを考えて夜に糖質が多い食事にすると太ってしまいます。

 また、糖質は身体の中で水分を溜め込む性質があります。立っている時は重力は頭部から地面に働いているので体液は足の方向へ行きやすいですが寝ている間は頭部にも行きやすくなります。そのため夜に糖質の多い食事をとると翌朝は顔がパンパンにむくんでしまいます。

 逆に「糖質さえ摂らなければいくら食べても良い」というような極端な糖質制限ダイエットではカロリーオーバーの恐れがあります。たんぱく質も1gあたり4Kcalありますし。カロリーと3大栄養素の性質の両方に注意するとダイエットの効果も早く出ます。効果的に体を変えましょう!

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Written by 大野崇(プロキックボクサー・元K-1JAPAN選手・トレーナー)

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