独占取材 米軍の慈善活動に自衛隊が参加 孤児たちへの寄付や活動に米軍から称賛の声 タイでのアジア最大級軍事演習で
昨年の2019年からは、日本のNPO法人とも協力して、日本の子供たちから、もう成長して使えなくなったお下がりの靴やスポーツ用品などをパタヤの児童保護施設の子供たちにプレゼントする取り組みもしています(日本の子供たちからの、お下がりの靴等のプレゼントの様子<PJA NEWS> https://pattayaja.com/2019/08/26/6002/)。
そんな中、今月の2020年2月25日からアジア最大級の軍事演習「コブラゴールド」が開催される事になり、日本からも在日米軍が約4000名も参加され、タイに来られる事となりました。
これに際して米海軍協会側から、日本の自衛隊の方も来られるなら「日本の海上自衛隊の艦船にお伺いして、米海軍と同様にお食事のプレゼントでも」というお話をいただいていました。これは米海軍協会が主催し、米海軍の各艦船に例年実施されているもので、それを日本の自衛隊にもというお話です。
しかしながら筆者から日本大使館側に連絡してみると、日本の自衛隊のコブラゴールドには艦船の派遣はなく、実施できない事がわかりました。
そこで筆者としては、主催の米国海軍協会など米軍側と相談し、それなら筆者も寄付などを行っているパタヤの児童保護施設へ、米軍側が例年行っている慈善活動に、日本の自衛隊の方々もご招待して、日米で協力して児童への慈善活動をする事をしてはと提案しました。
これを受けて米軍側から日本側へ招待を実施、日本の自衛隊も応じてくれて、パタヤの児童保護施設で米軍と自衛隊とが参加して日米共同での慈善活動が実現したものです。
日本の子供たちからのプレゼント
米軍と自衛隊と日米で協力して寄贈
2020年2月24日、パタヤの児童保護施設のファーザーレイ財団の児童保護施設で慈善活動が実施されました。
参加したのは、米国側は米海軍で最新式の実質空母で、日本の佐世保に配備されている強襲揚陸艦USS Americaの乗組員たちと、米国海軍協会サイアム、日本側は在タイ日本国大使館の富永駐在防衛官と防衛相統合幕僚監部からの自衛隊員4名、そしてPJAの筆者です。
このファーザーレイ財団の児童保護施設では約850名の、乳児から18歳以下までの子供たちが生活、学習しています。