独占取材 米軍の慈善活動に自衛隊が参加 孤児たちへの寄付や活動に米軍から称賛の声 タイでのアジア最大級軍事演習で
この開会式が開かれる前日の2020年2月24日、記念すべきイベントがタイのパタヤの児童保護施設で、米軍と自衛隊とで協力して行われました。
米軍が児童保護施設の子供たちに向けて行うチャリティー活動に、日本の自衛隊も参加。日米で協力して児童保護施設の子供たちを支援する取り組みが実施されたのです。これについて米軍からは、日本の自衛隊の参加を称賛する声が上がっています。
この現地の動きを、米軍の広報官の方以外では筆者のみが、本慈善活動を米軍側で主催する米国海軍協会サイアムより取材許可をもらって、メディアとしては独占取材という形で取材しました。その現場の模様をお伝えします。
パタヤの児童保護施設への
慈善活動が行われた背景
タイ・パタヤはタイ東部にあるビーチリゾートで、もともとはベトナム戦争が激しかった頃に米軍が保養地とした事で開発が進んだ歴史のある町です。このためベトナム戦争が激しかった1960年代頃には、米兵との子供が孤児となって多くいる街となっていました。
それから約60年が経過した今は、米兵との孤児らしき子供などパタヤで見る事はほとんどありませんが、米軍や米国政府は今でもパタヤの孤児を保護し教育などを提供するため、児童保護施設への寄付やチャリティー活動などを定期的に実施しています。
現在のパタヤの児童保護施設には、当時とは違った理由で孤児となった子供たちが多くいます。
これは子供たちの様子を見にいくとわかる事ですが、日本人を含めて外国人男性が、夜の街で子供を作って、母親と子供を捨てさり、子供が育てられずに孤児となってしまって、ハーフの子供らしき孤児たちがかなりの数いるのです。また、貧しい国からタイに出稼ぎに来た労働者の子供が、育てられずに孤児となる、障害のある子どもが捨てられ、孤児となるといったケースも多く見られます。
このような現実がある事から、筆者が所属するPJA(パタヤ日本人会)では、日本政府や、米軍や米国政府、日本のNPO法人、タイ政府などの多くの方々と協力して、パタヤの児童保護施設の子供たちへの寄贈やチャリティー活動を実施しています。
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