独占取材 米軍の慈善活動に自衛隊が参加 孤児たちへの寄付や活動に米軍から称賛の声 タイでのアジア最大級軍事演習で

今回の活動を実際に現地で参加した自衛隊の方々は、筆者の取材に次のようにコメントしています。

 

2020年2月24日 在タイ日本大使館 富永駐在防衛官(写真:PJA NEWS)

 

「大変印象的な活動でした。

特にアメリカ軍の皆様はこのような地域での活動をしっかりされているのがわかり、われわれ自衛隊としても、同様に活動をしていかなければいけないと感じました。」

 

2020年2月24日 (日本)防衛省統合幕僚監部 田中二等海佐(写真:PJA NEWS)

 

「子供たちを守る事は、大人としての使命だと思います。

そのためのこのような活動にたずさわる事が出来て、本当に良かったです。

またこのような機会に、是非参加したいです。」

 

日本の自衛隊の参加に
米軍から称賛の声

 

今回、筆者が米海軍を取材した所、自衛隊が米軍の活動に参加した事を評価する声が上がりました。以下が実際のコメントです。

 

2020年2月24日 米海軍第七艦隊 USS America ジャクソン大尉

 

(自衛隊の本日の慈善活動参加について)

「日本の自衛隊が参加してくれたことに、とても感謝しています。日本の自衛隊がこのような機会を通して、タイのこの地で実際に姿を現してくれる事は、タイとのパートナーシップだけでなく日本とのパートナーシップをも強固にするものであり、米海軍もとても重要視していることです。

勿論、これは一般の海軍兵士においても同様です。日本の自衛隊が米軍と共に、このファーザーレイ財団の児童保護施設で、ともに現状を学んで、ともに協力して地域貢献の活動をする事は、非常に重要な意味があります」

 

(日本の子供たちからの、お下がりの靴のプレゼントについて)

「日米の協力関係の中で、日本の子供たちや日本の皆様からの御支援をいただいている事に深く感謝いたします。

この靴のプレゼントは、とてもユニークなものです。(筆者注記:この場合の英語の「ユニーク」というのは、特別という趣旨で非常に褒めてくれている表現です)

私たち米海軍は艦船でタイを訪れていますが、子供たちに寄贈できる靴というのはありませんから、日本の皆様からの暖かい気持ちと行動に感激しています。

タイのこの場所で、日本の皆様と共に慈善活動が出来る事は本当に素晴らしい事です」