今、タイの大学生や高校生といった若者の間でスペシャルな調味料(?)が混ぜ込まれたブラウニー・クッキーが流行っているんだそうですよ。
それは「大麻ブラウニー・クッキー」。
ブラウニー・クッキーに大麻が混ぜてあるんです。見た目はただのブラウニー・クッキー。普通のスイーツ感覚で食べることができるし、親にもバレずに安心。しかもfacebookで簡単に注文できちゃうっていうんで人気が急拡大中なんですよ。
この大麻ブラウニー・クッキーを販売しているfacebookページの一つ「宇宙をひとっ跳びできるブラウニー」には、こんなキャッチコピーが載っています。
「1個食べると楽しくなり、2個で恍惚となって天井を突き破り、宇宙をひとっ飛びしているみたい。」
大麻ブラウニー・クッキーを実際に1個食べたことのある人の感想は「食べてしばらくすると体が手から足まで軽くなって、さらに時間が経つと朦朧とし出して立ち上がれなくなった」だとか。大麻は吸うよりも食べるかたちで摂取するほうが効き目が表れるのが遅くて、1~3時間かかるそうです。
そんな大麻ブラウニー・クッキーを1個89バーツ(約300円)、4個セットだと350バーツ(約1,180円)で販売していました。
「販売していました」というのは、さすがに放っておけない人気になったため警察が動いたんです。「宇宙をひとっ跳びできるブラウニー」に警察が大胆にも注文を入れてみました。大麻ブラウニー・クッキー10個と乾燥大麻400グラムの合計6,000バーツ分(約2万円)。
受け渡しに指定されたバンコク都内の場所で待っていると、男性2人の乗った車が時間どおりに現れ、ブラウニー・クッキーを手渡したのです。そこで警察であることを明かして逮捕と相なったのでした。
2人は、有名国立大学4年生と有名私立大学4年生のいずれも23歳。その方面の人達の間で有名なYouTube動画を見て大麻をブラウニー・クッキーに混ぜる方法を学び、改良を加えたのちにfacebookで販売を始めたと供述しました。
さらに2人の親は大企業のオーナーで相当な富豪だということが判明。とんだ放蕩息子に育ってしまいましたね。親は逮捕の知らせにショックを受け、事実を受け容れられなかったそうです。(取材・文◎赤熊賢)
※事件を報じた現地ネット新聞
https://www.khaosod.co.th/breaking-news/news_911003
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