新薬治験失敗でサンバイオ株急落 ショックを受けた人が続々と投稿する「死を匂わせる」ツイート
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FX取引や仮想通貨投資、株式投資といったマネーゲームでは、極一部の”億り人”の言動にばかり注目が集まるが、大半の個人投資家が痛い目を見ているということもまた事実。
このような個人投資家の嘆きやボヤキはSNS上で度々騒動となるのだが、今回は近年人気のバイオ関連株から大きな悲鳴が続々と届けられることとなってしまった。仮想通貨でガッカリした人も多数いる中で、この悲鳴はネットを駆け巡った。
(参考資料:仮想通貨イーサリアムで落胆する人々)
騒動の発端はサンバイオ株。同社が開発中の新薬では外傷性脳損傷の試験結果が良好だったため、慢性期脳梗塞にも良い結果が期待されるとして株価が急上昇していたのだが、今月30日、開発中新薬が試験項目に未達と芳しくない結果が発表されたため”サンバイオショック”とも形容される値下がりが発生することに。
この落胆は個人投資家の心理を悪化させることとなり、マザーズなど新興市場にとどまらず日本株相場全体に悪影響を及ぼすなど影響は小さくない。そのためSNS上にも発せられる嘆きやボヤキも絶望に満ちた内容が色濃くなっている。
サンバイオの現物を担保にしていたので、大変な状況です。
しかも、サンバイオ……実は……二階建てでいくらか持っていました。
サンバイオに限って……こんなことになるなんて本当に残念です。サンバイオで死亡しました。。 人生おわり。。。 こんなことあるんかよ。。。 まさか。。
あした以降まじで電車とまるでしょ
こんなんむり
自分も生きていけない。。サンバイオを高値で掴んだのを
ナンピン気味で2万株を400円くらい抜かれマイナス830万円……その後もトレードするがよく覚えてない
これらの悲鳴を外野から眺めるものからは冷静な分析が寄せられているが、いずれも”後出しジャンケン”と言われて仕方のないコメントとも言える。
(参考資料:「私がやったら間違いなく大成功するわよ」松居一代が今度は仮想通貨で大揉め!)
「こんな上がりすぎた株に乗っかるような奴らは投機家だから」
「ここから三分の一となるとビットコインの値動きそっくりだな」
「新薬がうまくいくいかないにかかわらずそもそも買われすぎってのがわかるやろ。株というよりビットコインなんかと大差ないやん」
「株は噂や期待で買われて事実で売られる」
「売上10億で赤字がその倍以上の会社が時価総額5000億って凄いな」
「一旦バイオ祭りは終わりだ。また再燃したら乗ればいい」
やはり自己資本額の数倍という取引を可能とする信用取引に手を出していた人たちの絶望具合は想像を絶しており、死を臭わせるツイートも多く、励ましの声なども多く寄せられている。
今回失敗となったものも気持ちを早めに切り替え、次の相場に挑むもよし、投資からの引退を決意するもよし。いずれにせよ投資の失敗で命を絶つようなことだけは避けて欲しい。(文◎編集部)