現役アイドルがこぞって整形手術を告白　しかもなぜか同じ病院　このカラクリに気付いた人は勝ち組

2018年6月2日

　いつの時代もヲタクの間では、アイドルの整形の話は尽きないものです。卒業アルバムの顔は一重だけど現在は二重だとか、少し休んでいる間に鼻が少し高くなっただとか、玉石混淆な情報をネタに、SNSで延々盛り上がります。

　それは、多くの人が整形に対するタブー意識を持っているからに他ありません。ところがここ最近、美容整形を告白するアイドルが続出しています。現役アイドルが気軽にエステ感覚で、顔や身体を改造しているのです。

　セルフプロデュースアイドル「生ハムと焼きうどん」として活躍し、現在は「APOKALIPPPS」のメンバーとして活動している西井万理那さんは5月21日、わし鼻修正と鼻尖縮小の美容整形手術をしたと自身のTwitterとInstagramで報告。「とにかく先生達が優しくて頑張れた。完成たのしみだよっ」とポジティブに明かしました。手術時間は20分弱で、費用は90万円だったとのこと。手術は銀座TAクリニックで行い、その理由を「知り合いがみんなここでやってたから」と答えています。

西井万理那さん整形前（Twitterより）

整形前（Twitterより）

整形後（Instagramより）

　アイドルグループ「プティパ -petit pas!-」やバンド「ストロベリー症候群」で活動してきた日向すずさんは4月12日、同じく銀座TAクリニックで美容整形を受けたと自身のブログで綴っています。左右の目が非対称で悩んでいた日向さんは、「グラマラスライン」という下眼瞼下制術を実施。「とても丁寧で親切な先生でした。痛みが本当に無かったので、技術もかなり高いと思います！」と院長とのツーショットも掲載。銀座TAクリニックは、同じくストロベリー症候群で活動を共にしていたゆめかわ系人気ショップ店員「せななん」さんに紹介されたとのこと。

日向すずさん整形前（ブログより）

整形後（ブログより）

「Candye♡Syrup」のまいちゅんさんも、せななんさんに銀座TAクリニックを紹介された一人です。5月26日、自身のYouTubeチャンネルに「整形アイドル！！全パーツトータルビューティー！！」と題した動画を投稿。グラマラスライン、二重切開、鼻翼縮小など6種類の美容整形を一気に行ったと告白し、ビフォアアフターの比較画像を載せています。「先生たちもすごく優しくて腕もすごくいい」とカジュアルに語るまいちゅんさん。

まいちゅんさん整形前（YouTubeより）

整形直後（YouTubeより）

整形後（YouTubeより）

　どうやら、一部界隈のアイドルが「せななん」さんの紹介で銀座TAクリニックにて整形を受け、SNSなどで先生の性格と腕を褒める、というひとつのテンプレがあるようです。せななんさん自身も今年2月に銀座TAクリニックで、二重幅増量、小鼻縮小などの整形を受けています。

　「仮面女子」のメンバーで、YouTuberユニット「ピンククラッカーズ」名義でも活動する坂本舞菜さんは、口元のホクロ、クマの除去と涙袋の形成を予定しています。2年前に二重まぶたの手術をしており、整形は今回が2回目。驚くべくはその整形資金の集め方です。なんとクラウドファンディングで調達しました。サイン入りチェキやメッセージ入りDVDと引き換えに、ファンから資金を集め、3月28日の開始から10日間で31万円を稼ぎました。今後、自身のYouTubeチャンネルで、整形の経過を報告するそうです。

　現役アイドルはフランクに美容整形を行っており、強い抵抗感を持ち続けているヲタクは前時代的なのかもしれません。確かにアイドルがより可愛くよりキレイになることは、今後のことを考えるとメリットが大きいのでしょう。
　だけど、腫れぼったい目や丸っこい鼻、顔のわりに小さな胸や少し鼻にかかるその声も、数え上げりゃキリがないほど愛していたことを覚えていて欲しいものです。（取材・文◎杏）