どうするの? 「pixiv」社長が虹のコンキスタドールのメンバーへのセクハラ炎上がまったく収まらない

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 イラスト投稿SNS大手の「pixiv」運営会社が開催する、次世代クリエイターアイドルの育成を目的とした「つくドル! プロジェクト」から2014年に誕生した、アイドルグループ虹コンこと虹のコンキスタドールが揺れまくっています。

 騒動の発端となったのは、週刊誌「FLASH」に掲載された元メンバーのセクハラ告発です。

 その内容によると、株式会社ピクシブ代表取締役社長である永田寛哲氏が、結成から2017年末まで虹コン総合プロデューサーとなっていた間、メンバーを私物化。宿泊先で添い寝を求める、全身をマッサージさせる、宿泊先として自宅に招き入れ、入浴時に隠しカメラで動画の撮影を行うなどのセクハラ被害が複数あったというのです。

 当時は、これらが断れる立場や状況になかったが、この精神的被害から受験失敗や摂食障害による体重の大幅減という損害も発生しているため、今年4月16日に入りようやく盗撮行為などの損害賠償を求め、永田氏を提訴するに至りました。

 この提訴に関し、永田氏は現在までにノーコメントを貫いています。

 また、同セクハラ騒動が明るみになると、永田氏が総合プロデューサー時代に今回告発のあったセクハラやパワハラを繰り返していたため、レコード会社から出入り禁止を言い渡されていたとする情報までもが噴出しています。

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一連の流れにネット上でも様々な意見が交換。

・まあ意外でもない
・結局どこも運営がグループをダメにするんだよなあ
・これ、pixivのアンチ永田派がpixivから永田を追放するためにタレコンだんじゃね
・カメラの真偽は知らんが他は認めてて完全に公私混同パワハラじゃん
・悪い意味でイメージ通り

 pixiv社内での派閥闘争を憶測するものもいるようですが、概ねワンマン企業の社長が所属アイドルの私物化という流れに、どこか「やっぱり」という感覚を持っているようです。

 力関係があるからこその従順が悪用される形の被害相次ぐアイドル産業。そろそろ明確なルール決めや相談窓口となる団体が必要な時期に差し掛かっているでしょう。(文◎編集部)