「虐待ではない。しかしそう見えるなら虐待だろう」 動物保護活動NPO法人理事長が猫を惨殺という闇

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 傷害事件や殺人事件などの凶悪犯罪にも結びつきやすい動物虐待。そんな虐待から動物たちを守るはずの、動物愛護団体からトンデモナイニュースが舞い込んだ。

 今月15日、猫の頭に袋をかぶせ床に叩き落とす、犬の首を絞める、猫を棒で殴打するといった悪質な動物虐待動画をインターネット上に投稿していたとして、”動物保護活動をしている”水戸市のNPO法人の男性理事長(55)が書類送検された。

 動画がインターネット上に投稿されたのは2016年で、直接的な逮捕容疑は猫を棒で叩き数日後に死亡させた疑い。

 問題の動画は匿名にて投稿されていたが、該当の男性理事長の後ろ姿が映り込んでいたため、動画を見た別の動物愛護団体スタッフが通報し発覚に至っている。
 該当の理事長は「動画に映っているのは自分だが、虐待目的ではない。周囲からそう見えるなら、虐待なのだろう」と曖昧な供述をしており、一部容疑を否認している。

 理事長は他にも市内でペットホテルやペット葬儀など動物に関わる事業を営んでいたが、これらを統括する法人は今月21日に業務を停止し、動物たちは別の団体に預けられたという。

 この守るべき動物を虐待という衝撃のニュースには怒りの声が続々と寄せられることに。

「これこそ現代社会の闇だろ」
「クズすぎるだろ 行政もなにしてんの」
「独身男性への里親規制が厳しくなるのしょうがないね」
「動物系NPOにも手が入ったんか なかなかのニュースじゃねこれ」
「男は弱者救済が向いてない気質の奴が多すぎる」
「保護者会会長が子供殺した事件みたいだな」
「ほんとの愛護は飼わない事だろ規制掛けろよ」
「平日昼間から小動物相手にヲラついてて草」
「虐待するために保護するとかすごい団体だ」
「こんな奴がNPO法人やれるのか。そんな簡単に承認受けられるのか?」
「ペットショップ禁止にしなきゃ同じことの繰り返し 規制はよ」

 昨今では人為的な奇形種の繁殖や、近親交配による遺伝疾患といった問題も頻発しているため、イングランドや米カリフォルニア州ではペットショップでの生体販売が既に禁止されている。(文◎編集部)