元アイドル・真野恵里菜(26)がサッカー日本代表・柴崎選手と熱愛発覚 鳴かず飛ばず時代から支える真野ファンの心中はいかに!?

manochan.jpg

『みんな! エスパーだよ! 』DVD BOX(5枚組)より

 

「真野ちゃんが熱愛だなんて、しかもサッカー選手だなんて、許せない!」

そう意気消沈し語るのは往年のハロプロファンの男性43歳。本誌の電話取材に答えてくれました。非常に落胆しており、何も手がつかない状態だと言います。

女優・真野恵里菜。26歳。

先ごろ、サッカー元日本代表MFで現在はスペインリーグで活躍中の柴崎岳(25)との熱愛が報じられました。彼女を応援し続けているファンからすれば寝耳に水、決して飲み込めるような話ではないことも理解できます。しかし前述の男性は最後にこう付け加えたのです。

「でもさ……熱愛がこんなにも報道に取り上げられるってさ……良かったよな、真野ちゃん(泣)」

そうなのです。
実はこの真野恵里菜という女優さん、これまで不遇続きの人生でした。

『第二の松浦亜弥』とまで言われ期待されたソロデビュー

真野恵里菜さんは元アイドル。それもアイドル事務所の老舗と言われる「ハロープロジェクト」の一員でした。古くはモーニング娘。やBerryz工房、℃-ute、スマイレージ(現アンジュルム)というグループを排出してきたプロデューサーつんく氏が率い(ていた)る本格派集団です。
松浦亜弥さんに憧れていた真野さんは幼い頃にオーディションを受け、2006年に下部組織である「ハロプロエッグ」に所属します。いわゆる研修生という扱いでした。
およそ2年後、真野さんはソロでデビューすることが決まります。

「あの時はびっくりしました。たいてい(ハロプロ)エッグからはグループが誕生するものだけど、ソロだっていうもんだから」(真野恵里菜ファンの男性52歳)

当時、真野さんは「松浦亜弥の再来か!?」とまで言われたそうです。

しかし、結果は大惨敗。

歌も踊りもそれほど上手くなかった彼女は、本物志向を気取るハロヲタ(ハロプロファンの総称)には評価されず「顔はかわいいのになあ」と言われるようになります。

「真野ちゃんがハロコン(ハロプロ所属のメンバーが全員出てくるコンサート)で歌う時間は、休み時間にしてた」

とまで言ってしまう人もいたそうです。

アイドルから女優業へと転職するも……

真野恵里菜さんは現状に悩みます。
グループではないソロ活動のため、相談できる仲間も少なかったそうです。
しかし、そんな真野さんにも一人だけ心の中を話せる友人がいました。

「ももちですよ。真野ちゃんとももちは心の友なんだ!」(ファンの男性43歳)

2017年6月30日に芸能界を引退した嗣永桃子さん(元Berryz工房、元カントリー・ガールズPM)は真野さんと大の仲良しで、人見知りで友だちができない者同志いつも励まし合っていたそうです。

そんなももちの助言なのか、真野恵里菜さんは「役者」としての方向へ舵を切っていきます。

ハロープロジェクトを卒業した直後に出演したドラマ『みんな! エスパーだよ!』では、その美しい顔立ちとは裏腹に惜しげもないパンチラを披露し”少しだけ”話題になりました。

「話題にはなったけど、よく知らない子でしたね。パンチラしてるんでセクシー系の新人女優さんだろうと思ってましたね」(お宝雑誌編集者)

その後もずっと鳴かず飛ばず。ハロプロファンからは認知はされているものの、世間的に知られているかといえば疑問符がつく内容でした。

国民的ドラマに大抜擢される

ところが、2016年に事件が起きました。なんと真野恵里菜さんがNHKの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に早乙女朱美役として大抜擢されたのです。

「長年、真野ちゃんのヲタ(ファンのこと・オタクの別称)をやってるけど、こんな奇跡あるの? って。本当に泣いて喜んだんだ」(前出男性43歳)

ドラマ内では非常に重要なポストを与えられ、真野さんは初めて世間に高評価されます。同時に「あの美人は誰だ?」「あの子の名前を知りたい」という声も起こります。

「なんだよ今頃! ってさ。真野ちゃんは昔から、小さい時から、そこに美しく存在してるんだよ!」(前出男性52歳)

その後出演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)がヒット。真野さんの女優としてしての認知度は確固たるものになりました。
親友であるももちこと嗣永桃子さんの人気とは太刀打ち出来ない差がありましたが、彼女が引退する1年前にようやく肩を並べるくらいにまで這い上がって来たのです。
それがファン男性の言う「マスコミに取り上げられるほど有名になって嬉しい」という意味でした。

応援しているアイドルが「売れてほしい」と真剣に願うハロプロファンはファンとして筋が通っていますが、果たして真野恵里菜さんの『熱愛』にはどのように反応するのでしょう。
ハロプロを卒業しているとは言え、人々を魅了し続けてきた元アイドルです。
本誌はこの熱愛報道をウォッチし続けていこうと思っています。

取材・文◎因幡 まこと