FacebookやTwitter上に自分の犯罪行為や迷惑行為を投稿して炎上する「バカッター行為」が頻発しているが、それは海外でも同じようだ。昨年11月に暴行容疑で指名手配され逃亡を続けていたアンソニー・ジェームス・レスコウイッチ容疑者(35)は、Facebook上のタイムラインで流れてきた自分の指名手配写真をシェアしたことで足が付き、あえなく逮捕された。英国メトロ電子版が伝えている。
ペンシルバニア州フリーランド警察が、昨年7月に男性への暴行容疑で指名手配写真を公開したところ、そのわずか3分後に容疑者本人がFacebookで「 'lol i f***** love it, A**HOLE'.」という挑発的なメッセージとともに写真をシェアしたことが判明した。
すぐに当局側は美人女性に成りすましたアカウントで容疑者にコンタクトし、「一緒にタバコでもどう?」と言葉巧みに誘い出したところ、本人がまんまと待ち合わせ場所に現れ、写真シェアからわずか45分でスピード逮捕となった。
犯罪自慢を上回る指名手配自慢であえなく御用となったレスコウイッチ容疑者は、29日のフリーランド地方裁判所でルツェルン刑務所への投獄が命じられる予定だ。
Written by 内村塩次郎
Photo by Freeland Police Department
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