冬季五輪の本丸ともいえるのは、女子フィギュアスケートだろう。2010年にバンクーバー五輪で金メダルを獲得した韓国のキム・ヨナと、惜しくも銀メダルだった日本の浅田真央の頂上合戦が火花を散らしている。まず20日にSPがはじまり、キム・ヨナは首位、浅田真央はトリプル・アクセルで転倒もあり16位とつまづいた。
韓国では「氷上の女王」とも呼ばれるキム・ヨナが、最後の大舞台で再び優勝できるかどうかが注目の的となっているのだが、そんななか韓国内ではこのような報道がなされた。
「ヨナ、ソチでは『王冠ピアス』装着せず」
韓国の全国紙「朝鮮日報」(2月10日付)のタイトルだ。王冠ピアス"とはキム・ヨナが専属モデルを務めるジュエリーブランド「J.ESTINA」の製品で、韓国で通称「キム・ヨナ ピアス」と呼ばれるヒット商品。
2008年から同社の公式モデルを務めるキム・ヨナは、競技のたびに、この王冠ピアスを着用してきた。しかし報道によると、バンクーバー五輪で着用したことが、日本のネットを中心に問題視されたのを理由に、今回は使わないという。IOCでは、公式スポンサー以外の製品を、競技中に広告目的で使用してはならないという規定があるのだ。広告目的かどうかを判断するのは難しい点があるが、「J.ESTINA」側はバンクーバーの件については広告目的でない判断をしたことをIOC側に確認したとしている。
じつはピアスに限らず、キム・ヨナが身につけたということで話題になった商品は少なくない。
2009年に彼女が高麗大学に入学した際、初日に着ていたジャケットはメーカーに問い合わせが殺到。また昨年3月に行われた世界選手権の際に、キム・ヨナが採点を待つあいだにつけなおしていたクリスチャン・ディオール口紅は、ソウル中のデパートで売り切れたという。
そのため韓国でキム・ヨナは「完売女」とも表現されることもある。
冒頭の"王冠ピアス"はバンクーバーオリンピックの際に、彼女がショート、フリー、エキシビジョンで着用した3種類が、金メダル獲得直後に普段の3倍近く売れたという。
韓国でキム・ヨナは「氷上の女王」であり、「広告の女王」でもあるのだ。
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Written by 李ソヨン
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