2015年6月、シリア内戦の状況を取材するためトルコ南部より国境を越え、シリア入りとなった後消息がわからなくなっていた、埼玉県出身のフリージャーナリストの安田純平さん。消息不明となってからしばらくすると、インターネット上に動画が投稿され、武装勢力に拘束されていることが判明。当時大きな話題になるも、テロリストとの交渉は行われず、そのまま月日が流れることに。
事態が急変したのは今年7月、またもインターネット上に動画が投稿され現在も拘束が続いていることが大きな話題となり、それに加え「私の名前はウマルです。韓国人です。今日の日付は2018年7月25日。とても酷い環境にいます。今すぐ助けてください。」という謎のメッセージを日本語で訴えていたため騒動に。
この一件からも政府が動き出すということは無いと考えられていたのだが......。先程、政府関係者よりシリアで武装組織に拘束中とみられたフリージャーナリスト安田純平さんが解放され、現在トルコ政府の保護下にあるとの情報が発表され大きな注目となっている。
「結局、役に立たなかったから開放されたん?」
「ワロタ 忘れてたわ」
「サウジによるジャーナリスト殺害隠しかトルコによるジャーナリスト殺害での味方につくような働きかけ」
「記者会見で何を話すかだな」
「日本国が解放してくれと交渉もせずに無視していたのにびびったんだろう。なんだこの国は!!ってな」
「金にならんどころか、かかるからな」
「実際払ってても払ったとは口が裂けても言えないからなぁ」
「無償で開放したら組織だって今後の人質ビジネスに影響あるだろ」
「テロリストにとってはニートの世話をしているようなもんだからな」
なかなか辛辣な言葉が並ぶという状況となっており、他にも「思想洗脳が完了したため開放されたのでは」という不穏な憶測を巡らせるものも少なくない。無事帰国し体調面の不安が払拭されてから、安田さんにはこれまでの経緯を語って頂きたい。同じ日本人として、まずは解放されてよかったと思う。(文◎編集部)
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