有名なリゾート地で事件は起きた
裏路地に無数のホテルがある街
夜は一大歓楽街となる
パタヤの有名ホテルで乱交パーティーが行われているとの通報が地元郡役所に入ったことを受け、証拠固めの捜査の後、4月21日23:30にパタヤ地方警察、観光警察、入国管理警察、軍が合同でこのホテルを急襲しました。
4階建て全30室のホテルは、1階にプールとカウンターバーがあり、その奥の「プレイルーム」と呼ばれる部屋に踏み込むと、タバコの臭いが充満した中で驚くべき光景を目にしたのでした。
さまざまな人種の男女多数が、ベッド、ソファーから床の上まで部屋の至るところで性交の真っ最中だったのです。
乱交パーティー参加者らはアルコールが入り酔っていた様子でしたが、警察の姿を見るとさすがに仰天し、とくにタイ人はすぐさまタオルで顔を隠したので、警察は全員に服を着るように命令。
部屋を捜査すると、コンドーム、ローション、強壮剤、セックス・トイの他に、ゴミ箱からは使用済みコンドームが大量に見つかったため、証拠品として押収しました。
事件を報じるthairathとkapookの記事より
部屋にいたのは、アメリカ人、カナダ人、ドイツ人、インド人、ウクライナ人、中国人、マレーシア人、シンガポール人、カンボジア人、フィリピン人、タイ人といった多国籍の男女各14人ずつ合計28人。うちタイ人は男性5人、女性3人でした。
さらに4階の部屋にいたホテル・オーナーの中国籍男性(53)と、プレイルームに飲み物を運ぶサービスを担当していた20代後半から30代前半の女性職員3人を逮捕。
無許可営業のホテルが主催者
このホテルは、ウェブサイトで乱交パーティー参加者を募っていたのです。ウェブサイトは会員制でわざわざ海外に設け、タイからのアクセスができないようにしていました。応募条件は、必ず男女のカップルで申込むこと。乱交やスワッピングの愛好者を参加費1晩1人につき1,500バーツ(約5,000円)で毎週末に開催していました。
乱交パーティー参加者のうちフィリピン人女性(52)からはドラッグ検査の結果、陽性反応が出た上にオーバーステイだったため逮捕。残りの参加者は、婚姻登録をした夫婦を含むカップルばかりで売春を営む男女は見当たらず問うべき罪がないため、記録を取った後に解放しました。
ホテル・オーナーの中国人男性については、他人の欲望に応えるための手配または男女猥褻行為への勧誘の罪に問われるほかに、ホテル無許可営業で1日につき10,000バーツの罰金が科せられるのですが、5年間無許可での違法営業を続けてきたために積算すると約1,800万バーツ(約6,200万円)に及ぶ莫大な罰金を背負うことになります。もちろんホテルには営業停止命令も間もなく出る予定です。
警察報道官は、本件は国に対するイメージを損なう違法行為のため見過ごすわけにいかなかったと語っています。観光が主要産業の一つであるタイ。対外イメージを守ることに神経質なようなので、現地でハメをはずす際にはどうぞご注意を。(取材・文◎赤熊賢)
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