議員辞職に加え、とうとう自民党を離党してしまった宮崎謙介氏。素早かったですねえ。4月解散説も囁かれているので、さっさと斬り捨てられたのでしょうか。
それにしても意外だったのは、宮崎氏の件がテレビのワイドショーで流された時、視聴率をとらなかったという点です。2月21日の「そこまで言って委員会」で司会の辛坊次郎氏が言っていたから、事実でしょう。
そういや宮崎氏の件は、登場人物からいって全国レベルのものでもありません。妻の金子恵美衆院議員は、元ミス日本関東代表の美女ですけど、ミス日本グランプリではない。その点で、今年のグランプリをゲットした松野頼久維新の党代表の次女にはるかに負けています。
またお相手の女性タレントも、ほとんど知名度がありません。元ミス湘南ということですが、金子氏のお母様に言わせれば「ミス日本関東代表より格下」となるらしいです。これは女性自身の記事の受け売りですけど。
だいいち「不倫の証拠」となった写真が美しくない。完全に2006年にフライデーが報じた細野豪志民主党政調会長と山本モナ氏の「路チュー写真」に負けています。さらに宮崎氏は議員辞職をした上、離党しましたけど、細野氏は2009年の衆院選で約4万票も増やして当選した上、民主党政権では環境大臣なども務めています。党内でも幹事長や政調会長など要職を務め、自誓会という派閥を率いています。
この差はいったい何なんでしょうねえ。ということで、2月15日の政調会長会見で質問したところ......。「私がコメントするところではない」と、あっさりと回答拒否!
いいじゃないですか、あの路チュー写真は今でも「美しい」と言われているんだから。同じ不倫の路チュー写真でも、中川郁子衆院議員と門博文衆院議員との路チュー写真は「美しい」という評価を聞いたことがない。その反対は聞いたことがありますけどね。また今回の宮崎氏の不倫事件でも、中川・門両氏の不倫は比較対象になっていません。彼らは同じ二階派の所属だったのに......。
ということで、政党支持率では自民党にはるかに負けている民主党も、この点だけは自民党の追従を許さず、ぶっちぎりの独走です! もっともこんなこと書かれて、ちっとも嬉しくないかモナですが(笑)。
Written by 安積明子
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