こんなにキレイな部屋だったのに......
中国人に部屋を2日間貸しただけでゴミ屋敷にされてしまったニュースが話題になっています。
タイ南部のビーチ・リゾート地プーケットで観光客向けに部屋を日貸ししている男性(45)の元に中国人カップルから2日間部屋を借りたいと連絡があり、1日800バーツ(約2,800円)で貸しました。ここまでは他の客と同じで何も変わったことはありませんでした。
中国人カップルの男性がシーフードはどこで買えるのかと尋ねてきたので教えたところ、レンタカーで買い出しに行って大量の買い物をして帰ってきました。男性はなぜか日中1人で外出し、女性の方は部屋から出る姿を一度も見かけません。
2日目、家政婦に掃除をさせに行かせたところ入室を断られたのですが、その時はたった2泊なので掃除は不要なのだろうととくに気に留めていませんでした。
しかし3日目、2人がチェックアウトした後に部屋を掃除に行った家政婦が悲鳴を上げながらオーナー男性を呼びに来たのです。部屋を見てほしいと言うのでオーナー男性が一緒に部屋へ足を踏み入れるやいなや、ゴミ臭が鼻を突き吐き気をもよおしました。
なんとビニール袋や残飯、空き缶、新聞などが部屋全体どころかベランダからなぜか浴室にまで散乱していて、ゴミ屋敷と化していたのです。たった2泊なのに10年いたかのように汚された信じられない光景が目の前に広がっていました。
浴室には水を使った形跡がない代わりに大量のビニール袋や果物の皮、シーフードとして食べたカブトガニの甲羅が散乱していたので、シャワーを浴びなかったのだろうかとオーナー男性は不思議がっています。
1日がかりで掃除をしたもののゴミ臭が部屋から消えなかったため、2日間開けっ放しにしてようやく臭いが消えたとのこと。
ファッ......!? たった2日でどうやったらこんなに?
日本と同様にタイでは中国人に部屋を貸してゴミで汚されたという話はよく聞きます。部屋ではありませんが、2016年にはタイ北部チェンライの有名な寺院が中国人女性観光客にトイレを大いに汚されて(ディテールはご想像にお任せします...)、中国人観光客の拝観を一時禁止にしたことがありました。
空港のトイレで便器外に山盛りのウ○コを残された、空港玄関正面で子供にオシッコをさせた、北部チェンマイのお堀で用を足した、海老のビュッフェで散々食い散らかされた等々、タイでは中国人観光客の食事とトイレのマナーの悪さに起因するニュースが度々報じられています。
日本では6月15日に住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行され、民泊を営むには自治体への届け出が必要となります。ハードルが高くなると言われている民泊経営ですが、今後もインバウンド需要が見込めることから有望なビジネスであることには変わりありません。
しかし習慣の異なる様々な文化的背景を持った外国人が宿泊することには心して対策を講じておかないと、この男性オーナーのように散々な目に遭う可能性は大いにあります。
ただ男性オーナーはこうも言っています。
「中国人客には以前にも貸したことがあるので、中国人全てがこんなだとは思っていません。」
偏見を持つ前に予防対策が必要ということなのでしょうね。
【参考URL】
https://hilight.kapook.com/view/173369
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