それ以前にも実力派ロックバンドとして名は知られていましたが、2016年公開のアニメ映画「君の名は」の大ヒットを受け一躍全国的な人気ロックバンドとなった「RADWIMPS」。そんなRADWIMPSが新曲の歌詞に起因する炎上騒動に見舞われています。
物議となったのは今月6日に発売されたばかりのニューシングル「HINOMARU」。
歌詞にある「気高きこの御国の御霊」「日出づる国の 御名の下に」といった部分が「軍歌のよう」「ネトウヨソング」と批判される形になってしまったのです。
この批判や指摘を受け作詞作曲を担当する野田洋次郎氏は、「この曲は日本の歌です。この曲は大震災があっても、大津波がきても、台風が襲ってきても、どんなことがあろうと立ち上がって進み続ける日本人の歌です」と釈明した上で、「傷ついた人達、すみませんでした」と謝罪に追い込まれるという騒動に。
しかし、先日行われたライブ参加者からは、
『「自分の生まれた国を好きで何が悪い!」HINOMARUの後、よーじろーが叫んだ一言』『洋次郎は間違ってないよ 「自分の生まれた国を好きで何が悪い!」』
といったツイートが複数確認されたため、左の思想を持つ者から改めて反感を買う形に。
この流れからRADWIMPSのライブ会場前で抗議集会の開催を呼びかけるものまでが出現したという情報も。彼らは今後HINOMARUを歌わないことや、シングルの回収及び廃盤、発表した釈明の誤りを表明することなどを求めていくと言います。
なお、これらの動きに対し野田洋次郎氏は直前のライブ会場内で「これ以上声明は出さない」という姿勢を明確にしており、出した謝罪コメントに関しても、「親からRADWIMPSのライブに行くな」と止められた中韓のファンに対するものだとしています。
また、同問題を「イデオロギー闘争にする気はない」というコメントも発信されています。
ネット上には以下のようなコメントが。
・「日本死ね」流行語大賞、RADWIMPS「自分の生まれた国が好き」大炎上。これヤバない!?
・なぜか特定の人にはヘイトソングに見えてしまう不思議な歌
・騒動で初めて聞いたけどめっちゃええ曲やん
・中韓のファンのためとか言って謝ったのが一番ダサい 愛国なら愛国でいるべき
・本来、ようじろうの歌詞を知ってる奴は あーまた実験始めよったわ くらいにしか思ってねーからな
また、7月からは中国や韓国を巡るアジアツアーを予定しているRADWIMPSだけに、今後の姿勢やライブ会場ごとのセットリストにも大きな注目が集まっています。
日本のファンには自らの姿勢をしっかりと打ち出したRADWIMPS野田洋次郎氏、中韓のファンに向けてはどのような姿勢を見せることになるのでしょう。(文◎編集部)
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