「左舌の奥がしびれるような事があったら、すぐに病院に行ったほうがいい。脳のトラブルの可能性がある」
「慣れない道でレンタカーを借りて運転すると事故に遭う」
「女性の生霊が2人憑いている」
芸能人相手にこのような怖ろしい"霊視"を行い、『笑っていいとも!』(フジテレビ)にレギュラー出演中の女芸人PのHちゃん(33歳)。
名前も聞いたことがないような無名芸人だった彼女だが、突如"スピリチュアル芸人"としてメディアに引っ張りだことなっている。
「彼女は、生まれたときから人の守護霊やオーラ、そして未来が見えるといい、手相占いでブレイクした島田秀作さんも認める実力の持ち主。木下優樹菜さんを『いいとも』で鑑定したときは、『誰にも言っていなかった』という、昨年12月に亡くなった祖母のことまで言い当てたのです。木下さんはもちろん彼女は騒然となり、彼女の"力"に信憑性が増した瞬間でした」(制作会社AD)
だが、そんな"力"にギモンを投げかける人物がいるという。それはなんと他でもない、Hちゃん本人なのだ。Hちゃん行きつけのスナックの常連客がこっそり明かしてくれた。
「彼女は酔うと、『ウソ! アレ、ウソだから! 私がそんなモン、視えるわけないじゃん(笑)』と、大声で言っていますよ。『はあ、いつまでアレやるんだろう...』なんて愚痴を漏らしたこともあるほど。どうやら『何かキャラを付けなきゃ売れない』と判断した所属事務所が、"スピリチュアル芸"を仕込ませたようです」
彼女は被害者面をしているが、本当の被害者は危うい事象を信じ込んでいる視聴者だろう。テレビは過去にも、スピリチュアルを見世物にして幾度となく痛い目に遭っているはずであるが......。
さて、そんなHは現在、「お客様への生鑑定有り!」と謳ったトークライブの開催が決定。
料金は1400円だ。
"スピリチュアル"で客から金を取るとなると、もはや霊感商法、いや、詐欺と大差ない気がするのだが――!?
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Written by 日刊ナックルズ編集部
Photo by OiMax
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スピリチュアルは伝統芸