※出席者
・週刊誌記者A(38歳/西麻布、銀座、六本木で情報収集)
・女性誌記者B(39歳/恵比寿、青山がホームグラウンド)
・スポーツ新聞記者C(42歳/お台場、汐留、新橋が拠点)
A「シャブ&飛鳥......なんて書かれたCHAGE and ASKAの件なんだけど」
C「相当重症らしいね。数年前からシャブ入手のために西成にまで現れていたらしいし」
B「一般人同様のルートでも入手しようとしていたなんて、いかにも末期症状。病気だよね。複数のドラッグをやっていてもおかしくない。酒井法子を思い出したよ」
B「大体、『シャブ&飛鳥』なんていうタイトルがギリギリじゃん(苦笑)」
A「それでも文春がそのタイトルで掲載するっていうのは、よっぽどの自信があったからだろう」
C「本来なら名誉毀損モノだけど、映像の出所がハッキリしているんだろうなと思ったよね」
B「関係者によると、ASKAが要求されていた金額は2億円だったらしいね。漏れてくる話だけでも、舞台裏はかなりドタバタしている。CHAGE and ASKAの復活もASKAの病気ということで延期したけど、その裏ではすでに今年の春先から話が出回っていた。当初からレコード会社の担当者がずっと交渉の窓口に入っていたようだね」
A「でもそんな素人にヤクザの相手が務まるわけがない。結局、その担当はすっかり憔悴し切って、今は病気ってことで休んでいる。実際はノイローゼ状態だとか」
B「追い詰められてどうしようもなくなったときに、マスコミに出たと。ある意味、これで関係者はホッとしているらしいよ。これ以上、コソコソしないで済むって(笑)」
C「脅していた側のヤクザ組織の上層部が問題にしだしたからね」
A「その同級生のヤクザは破門されたなんていう情報も流れている。とくに禁止薬物の取扱いは処分対象になるからね。あそこの組は」
C「しかし、それでもASKAは逮捕されないというのがもっぱらの噂。酒井法子の時とは違うんだよね。そこが」
B「いつも通り芸能スキャンダルの火消しに芸能界のドンが奔走中らしいから」
A「トラブルがあると、必ず出てくるね、あの人は」
C「あの人は自分と関係のないタレントでも、大きなスキャンダルが出れば『俺が力を貸してやろう』と頼まれてもいないのに勝手に火消しすることで今の地位を築いてきたでしょ」
A「恩を着せて、後ほど美味い汁を吸うためにね。ASKAとはもともと懇意だったようで、本気で火消しに走っているらしいね」
C「文春に『後追いするな』と圧力をかけてるらしいけど、これも本気度が違うってこと」
B「ドンの火消しがあってか、テレビや一般マスコミがそれほど騒いでいない。あとは警察がどう動くかだ」
A「ところが、動くなら麻取か四課(通称マル暴)になるんだけど、どちらも及び腰らしい。ASKAはすでにシャブ抜きに入っているらしいしね」
C「ヤクザに脅迫されているという部分で、ASKAには被害者の面もあるのがややこしい。あるとしたら、四課がヤクザサイドから引っ張って、ASKA本人の事情聴取までくらいじゃない?」
A「事情に詳しい四課担当記者の誰もが『ASKAは逮捕されないでしょう』と口をそろえているんだよ」
B「今週、文春でもう一発、ASKAネタが入るらしいんだけど、それがショボかったら、この話はウヤムヤになりそうだね」
A「そうなったらドンの威光がどんどん強くなるってことじゃない。芸能界の体質はいつまで経っても変わらないよね(笑)」
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Written by 日刊ナックルズ編集部
Photo by 君の知らない君の歌/ASKA
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