なぜジャニーズ事務所は完治していないキンプリ岩橋を復帰させたのか 滝沢も関与する"ある理由"
がんばれキンプリ!(『King & Prince First Concert Tour 2018 初回限定盤』より)
長年患っていたパニック障害の治療に専念するため、昨年11月より休養していたKing & Princeの岩橋玄樹。そう簡単に治せる病気ではないので長期休養も視野に、もしくはこのまま引退の線もあり得るだろうと、彼らに近しい関係者が腹をくくっていたのが年明けのころでした。
しかし、急転直下な出来事が。
先月17日、3rdシングル『君を待っている』(3月20日発売)をもって一部活動を再開すると、ジャニーズ事務所が書面にて明らかにしたのです。
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「こんなに早く治るものなのか?」「本当に大丈夫なんだろうか?」、業界関係者の多くはその表明に耳を疑いました。そして不安は現実となり、わずか2週間足らずで活動再開を見送ると発表。このドタバタ劇の余波で、3rdシングルは一部撮り直しとなり、発売日も1ヶ月延期になることが決定しました。
渦中の岩橋はすでに再入院をして治療に専念しているようですが、グループは再び、5人での活動に戻ります。
「やはりそうなりましたか....」と、話すのは、フジテレビ局員。
「岩橋くん本人は非常に前向きでパニック障害を克服しようと頑張っていると聞いていました。しかし一方で、気を失うほどの吐き気をもよおしたり冷や汗が出るなどの症状を抱え、年内はグループにとって厳しい状況が続くものだと私は思っておりました。2月に入り、発作が起きないことから復帰させようという動きがあり、本人もそれに応えるべく調整を開始。メンバーと久しぶりに現場を共にした彼は元気そのものだったそうですが、後日の打ち合わせで体の震えなどの症状が20分ほど出てしまったらしい。はっきり言って、ジャニーズ事務所は急がせすぎたんだと思います。多くの期待が自分に寄せられ、グループの未来を背負うプレッシャーに勝てるメンタルではまだなかった。そのことに、なぜ担当者は気づいてあげることができなかったのか、むしろ私はこんな事態になり、憤慨しております」(フジテレビ社員)
ご家族とはもちろん、担当医とも相談して一部復帰を決めた背景がおそらくあるかと思うのですが、たしかに急ぎすぎた感は否めません。
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「事務所が復帰を急かしていたわけではないにせよ、状況の読みと病気への知識が甘かったとしか思えません。岩橋は天然キャラで人気のあるメンバーですし、彼がグループ不在となると、全体的にやや華やかさに欠けてしまいます。デビューして間もない大切な時期だということと、先輩の嵐が来年をもってセミリタイアするので、現在は誰が嵐の後釜につくのか、そう言った論争というか事務所内の政治的動きがあることもたしかなんです。キンプリは社長の肝入りですから大プッシュされるのは当然。けれど、対抗馬としてSexyZoneが猛追しています。岩橋の活動再開を安易に決めてしまった背後には、そういった事情が絡んでいたのかもしれません」(芸能ライター)
キンプリが社長の肝いりと言うことはすなわち、徐々に頭角を現わしつつある滝沢秀明にとってもイチオシであることが窺えます。SexyZoneはかつて事務所でマネジメント業をしていたSMAPの育ての親である飯島女史が担当していましたが、彼女が会社を去ったあとはメリー喜多川の愛娘、ジュリー景子が面倒を見ています。ちなみに滝沢とジュリーの仲が最悪というのは周知の事実であり、なにかと衝突が絶えない微妙な関係。キンプリ VS SexyZoneの対立構造は所属タレントを巻き込んでますます激化していくことが予想されます。
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「小・中と、学校で壮絶ないじめを食らっていたという岩橋くんは、精神面においてそれらの傷が未だ癒えない状態でパニック障害を発症したんではないでしょうか。何かしら関係があるような気がします。ジャニーズで活動を続けていく中で、やっと自分の居場所を見つけることができたのにメンタルのコントロールがきかないというのは、なんとも気の毒です。1日でも早く復帰させてあげたいのならば、急かさず静観することが大事かと....」(広告代理店)
なにかと問題続きのジャニーズ。まるで連鎖しているかのような負のスパイラル地獄で、岩橋玄樹のみならず所属タレントらも疲弊しているのではないでしょうか。醜い派閥争いなんかに負けず、自分のペースでどうか頑張って欲しいものです。(取材・文◎那目鯛子)
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