ついに全国紙上で反撃に出ると噂される塩村文夏都議。
東京都議会で晩婚化対策を質問した塩村文夏都議(35)が女性蔑視のヤジを浴びた問題は、野々村竜太郎県議(47)の"号泣会見"のインパクトにすべてかき消された印象だ。だが、これは塩村県議にとっては都合が良かったのかもしれない。というのも、ネット上の関心は議会で飛ばされた「セクハラやじ」の是非ではなく、塩村都議が過去に行っていたタレント活動などの経歴や言動に一転して批判が集中するなど凄まじいバッシングの渦中にあったからだ。
「マスコミは依然として塩村さんを24時間監視体制でいます。本人には秘書もいないので、車での移動もマスコミ対応もすべて自分で行っている。そんな厳戒態勢のなかで先週こっそり、某左寄り全国紙の取材を受けています。本人は雑誌やテレビの取材は絶対受けず、全国紙ならというスタンス。今回はフェミニズム系の女性文化人との対談企画のようで、せっかく野々村元県議の大炎上でバッシングが下火になったというのに、自らこのネタを蒸し返して大々的な反論に出るようです」(週刊誌記者)
同じ地方議員の野々村竜太郎氏に対しては塩村都議も複雑な感情を持っているようで、あるマスコミ関係者が張り込み中に、「野々村県議についてはどう思うか?」と質問したところ、顔をしかめて言葉に詰まってしまったという話も漏れ伝わってくる。野々村元県議と違って塩村都議は被害者という立場だ。同じ扱いにしてくれるな、という気持ちもあるはず。内外で大きな反響を呼んだ地方議員の騒動は第二ラウンドに突入しそうな雲行きだ。
Written by 内村塩次郎
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