ここ、5、6年の兆候としてか歌舞伎町ゴールデン街の様相が一変している。外国人観光客や若い人たちの台頭。ガイドブックに載っている事もあるし、元青線跡をバーに変えたという、昭和を体現しているかのような風情がウケているのだろう。
ビデオカメラを回したりスマホでゴールデン街を撮影している姿も目立つ。が、本来私道なため、これらは組合に申請して三万円くらいの撮影料を払わなけれならない。本来は注意されるべきところを、あまりに人数多いので組合の人も黙認していると思われる。
ゴールデン街というと入りにくいイメージだったが、観光客の増加によって、入りやすくなった。路面店に入る人が多いのだが、勇気を出して二階の店にもチャレンジしてはいかがだろうか。ドキドキしながら、一見の店に入るのもゴールデン街の醍醐味だ。
注意しなければならないのが、ゴールデン街入り口の店「C」がある。キャッシュオンデリバリーの店で、アメリカのようなバーだ。自然、外国人客も多い。そこにはたまに、アフリカ人と思われるキャッチが浸出しているのだ。通常、黒人キャッチはゴールデン街にまで入り込む事はなかった。区役所通りでストップしていたものだ。それが外国人観光客がゴールデン街入り口にたまってきたおかげで紛れ混んでしまったのだ。
彼らの標的は日本人もそうだが、外国人観光客も狙っている。終電の時間が終わったあたりが、キャッチの活動が活発になる。当たり前だが、絶対についていってはいけない。ゴールデン街の入り口の混雑は、正直、何とかしい欲しいものである。(編集部)
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不夜城の頃の歌舞伎町は怖かった。