【今井舞】NHK紅白歌合戦・欅坂46メンバーのダウンシーンを笑う神経【米ユーチューバー】

2018年01月11日 

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今井舞さんの記事が面白いと思った時もありました。ずいぶん前の事です。が、これは酷い。

週刊文春1月18日号「新春恒例 今井舞毒ブッタ斬り!」

書いたら書かれます。その覚悟がおありになっていると思います。言論の自由とはそういうものです。極論ですが「何を書いてもよい。その代わり何を反論されても良い」。これが言論の自由です。拙著でも書きましたが本来なら、さらに、反論の向こう側にあるものすら想像もしなければならないでしょう。

貴方が紅白をめった斬りするのは結構。その記事を面白いか面白くないかを判断するのは読者。そういうものです。これは書き手の矜持の問題ですが、どうかしている文章のため以下、引用します。欅坂46に関する記述です。

『今回の紅白の一番のアクシデントといえば、欅坂46の娘さん達の過呼吸ドミノ失神であろう。確かに運動量は多いかもしれないが。メリハリ強めの志村けんの「変なおじさん」といった佇まいの、あの程度の踊りで過呼吸とは。口パクで声も出していないのに。不可解オブ・ザ・イヤー2017は、駆け込みでキミたちに決定だ! 僕は嫌だ! だっふんだ!』

これって人が倒れているのを手を叩いて笑っている文章ですよね。念のため、あなたの文章が「センスがある・なし」や「つまらない・面白い」とかを論じている訳ではありません。

今、騒ぎになっている「あの件」を連想しました。

アメリカのユーチューバーが富士の樹海で遺体を見つけた時に「マジかよ! すげー!」と喜んでいたのが問題になっています。確かに他人の不幸は蜜の味。僕も人の不幸(と言っても薬物で逮捕などですが)の記事を編集・構成して雑誌を作ってきました。が、一線は引いてきたつもりです。

濃く、はっきりとした線です。

すなわち、「人の生き死に関する事は興味本位で掲載しない」です。このユーチューバーはですから、絶対容認出来ません。

ツイッターにも書いておきましたが、一時、遺体写真が注目されました。僕はそういう人たちを見た時、怒りにかられました。

「遺体、すごい」と手を叩いてみている人たち。

自分の大事な人、例えば両親、子供が亡くなったその遺体写真を商売に使われた事を想像してください。あるいは、そんなに遺体が見たければ、てめえが死んで、同好の士を喜ばせてみればいいじゃないですか。そんな覚悟がないなら人の死を見世物にするんじゃない、と思いました。

翻って、今井舞さん。欅坂46のダンスが「変なおじさん」といった描写でおちょくること、それは僕は容認します。言論の自由は何を言っても良いのですから(その代わり、さまざまなしっぺ返しが来ますが)。また、欅坂46、特にセンター平手友梨奈が酷使されているのではないか、運営に問題があるのではないかというのも、僕もそう思っています(だから卒倒したのではないかという論調です)。

が、タレントと言えど人間です。確かに書かれてなんぼの世界ですが、他人が卒倒したシーンを見て、嘲笑する神経はどこか、書き手としての決定的な何かが欠けているのでしょう。

「これはそういうコーナーです」

と開き直られるかも知れません。それでも書き手の矜持みたいなものが求められるのが、この職業です。それを捨ててしまったら、人間としての心すら失ってしまったと言わざるを得ません。

そのような人が公共物に文章を書くと、こういった無残なものとして公表される羽目になるという良い(悪い)例でした。


文◎久田将義

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