週刊文春が報じた小室哲哉の『ゲス不倫報道』が大きな波紋を呼んでいる。発売翌日の1月19日、小室は所属事務所のエイベックスで記者会見を行い、電撃引退を発表したのだ。
「くも膜下出血で臥せる妻の介護に疲れたことを訥々と述べていました。さらに自身が数年前からC型肝炎を患っていたこと、音楽が思うように作れなくなってきたことを赤裸々に語ったのです。
涙ながらの告白は世間の同情を呼び、『この記事は誰が得したんだ』『雑誌がひとりの天才を殺した』と、一転して文春バッシングが巻き起こった」(スポーツ紙記者)
だが、小室の引退は、本当に"不倫報道"が理由だったのだろうか。
文春に近いメディア関係者が明かす。
「ここ数年、小室はそこまでメディアの露出はありませんでした。わざわざ引退を宣言しなくても、静かにフェードアウトすれば良いだけの話。これは他に"不都合な真実"を隠しているとしか考えられないのです。
文春の本丸は単なる不倫ではなく、彼らは徹底的な行動確認によって小室の『闇』を暴こうとしていたようです。そのため第1弾として不倫という観測気球をあげた。しかし、突然の引退は文春にとっても想定外だったといいます」
かつて詐欺事件で有罪判決を受けた小室だが、それ以前から常に「反社」と「薬物」という2つの疑惑を身に纏っていた。
小室の知人は打ち明ける。
「90年代の全盛期には、港区にある高層マンションの1フロアをクラブ仕様にして、毎晩のようにパーティを開いていました。都内各所のクラブでスタッフがスカウトしてきた選りすぐりの美女を侍らせ、エイベックスの松浦勝人社長と"共有"することもあったとか。
当時からTKのドラッグ疑惑は囁かれていましたね。今回、小室の不倫相手とされる女性は、薬物依存症の患者が通うことでも知られているXクリニックの元看護師ですが、偶然とは思えないんですよね」
文春が第二弾、第三弾と本当に暴きたかったのはこのことだったのか? 一時代を築いた小室の周囲には、今でも有象無象の連中が蠢いている。
「最近はクラブでDJをしたりして糊口を凌いでいたようですが、生活レベルは下げられず、常に金策に励んでいました」(同前)
今後、小室はどのような余生を送っていくのか。
取材・文◎中山桃子
【関連記事】
●ASKA、清原和博、酒井法子......薬物疑惑芸能人たちの救世主・X医師が破産から復活し新たに開業していた!