ニコ生でリスナーを集める10の方法～シリーズ：生主（なまぬし）とは何か？

 

　先週香港から帰ってきた。香港でもニコニコ生放送や動画は盛んで若者の間でも知ってる人は多かった。

　若いと言えばニコニコ生放送の生主の平均年齢は若い。だいたい生主をやってる平均年齢は、 

10代が20％

20代が60％

30代が10％

　と言った割合であろうか？このように20代が非常に多くを占めている。

　ニコニコ生放送の生主になって、いざ放送開始ボタンを押して生放送を開始したのはいいが、思ったよりもリスナーが集まらず嫌になって辞める人が大多数だ。

　どういう状況かと言うと放送画面を見ながらコメントも全くなく、話しかけてもコメントの反応もなく寂しくなって「つまらん、やーめた」と引退してしまうことだ。

　最初っから人なんか集まるはずもない。この俺もコメントの無い状況で一人で必至に少ないコメント1つに対し同じことをgdgdと語っていたものだ。

　今は5500枠もあって混み合ってる時間帯でも放送の枠は少し待ってれば順番にすぐに取れる。

　しかし今から3年前はテレクラのように枠は早いもの勝ちであった。

　マウスクリックの連打で運がよければ放送が出来るという争奪戦である。放送枠を取るために1時間ずっとマウスクリックを連打していたあのころだ。

　その為に枠取りツールなるものが発明され自動で枠を取ってくれるツールなんかも出回った。予約するだけで運営に500円、さらに延長が30分ごとに。

　500円と例えば予約して2時間放送をやろうと思ったらそれだけで2500円も搾取されていた時代である。

　話を元に戻すが、最初っからどんな放送をしても人は集まってこない。人を集めるために街中で見たこともない過激な行為を行ったり、FMEの切り忘れでリモって（放送が終わってもFMEの切り忘れのために映像だけが本人の知らないとこで流れること）●●行為が流れるくらいじゃないと人は集まりにくいのが現状である。

では、どうしたらリスナーが増えるのか？

①昔から放送を行っている（昔からのリスナーがついている）

②街中でキチガイ行為をする。（興味本位で集まったリスナーを獲得できる）

③喧嘩凸や荒らし配信を行う（色々な放送にskypeで喧嘩凸を仕掛けると喧嘩見たさに集まる）

④脱ぎ配信を行う（女性のエロ配信は必然的に人は集まる、やりすぎると飽きられる）

⑤コミュ限定にしてエロいタイトル＆サムネイルで釣る（コミュ限で一度入るとあまりリスナーは抜けないから）

⑥有名配信者に売名（人の集まる所で売名すれば多くの人に知ってもらえる）

⑦公式放送に出る（公式で有名ゲーム配信者と絡んだり出演するだけで人は集まる）

⑧発売したばかりのゲーム配信を行う（どんなゲームか見たくて見てしまう）

⑨サッカーや野球のミラー放送（サッカーなど話題のあることをミラー配信すれば勝手に人は集まる）

⑩クルーズや宣伝をガンガン行う（クルーズを利用すれば新規が入ってくるから）

　おそらくまだまだやり方はあるが、ざっと上記に挙げた10個の方法を勇気を出して行えばすぐに人は集まるだろう。

　しかしそれは人気で集まったわけでなくその場かぎりのとりあえず入ってみた程度のリスナーである。もちろん大量のアンチもやってくる。

　配信者というのは人気があって面白いから人が集まるのではない。その人物を動物園のゴリラを見学するような形で人が来ると俺は何度も言っている

　配信者は一度、自分がパソコンに向かって放送している姿を鏡で見て欲しい。

　俺はニコ生のとある運営陣が生主達のことをこう言って見下してるのを知っている。

「ニコ生は人間動物園」

　これの意味することは我々がコメントという餌に食いつき人を集めるために芸を行っていると言うとこであろうか？

　いずれにせよ、一部の運営がこのように見下そうがこっちはこっちで楽しくやっている。

　人が集まらなくても、少ないコメントだと１つ１つ読めるしそれはそれで楽しいものだ。ニコ生に人生をかけるというよりも趣味の一環として

　肩の力を抜いてやりたいこと言いたいことを言える程度で良いはずだ。

　なので過疎状態だからと言って焦るんでなく１つ１つゆっくりと自分のペースで楽しいことをすれば良いというのが俺の結論である。

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Written by 横山緑

Photo by Vichaya Kiatying-Angsulee

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