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しょこたん推薦「遺言 桶川ストーカー殺人事件の深層」を読んで...『ほぼ日刊 吉田豪』連載112

2014年01月28日 ストーカー 中川翔子 吉田豪 山路徹

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 しょこたん推薦のノンフィクション『遺言 桶川ストーカー殺人事件の深層』(清水潔/00年/新潮社)、読了。警察に助けを求めた被害者のことを、事件を増やしたくないから見捨てた埼玉県警の怠慢と、警察情報垂れ流しで彼女に対する誤解ばかりを拡散するマスコミに憤った週刊誌記者が、自力で犯人に辿り着くドキュメント。事件解決後、今度は埼玉県警との戦争に挑もうとしたものの、週刊誌一誌の力ではどうにもならず、絶望的になっていたとき、一本の電話が入る。「電話を取ると、APF通信社の山路徹という人からだった」とのことで、この流れでテレビ朝日『ザ・スクープ』が特集してくれることになったりと、えらい重要なポイントで登場する山路さんにビックリ。あの人、ただの女好きじゃなかったんだ!

【前回記事】
AKB15歳メンバーがファンの求婚を断わったら提訴される事態に...『ほぼ日刊 吉田豪』連載111

Written by 吉田豪

Photo by 桶川ストーカー殺人事件―遺言(新潮文庫)

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