Photo by 中山美穂 パーフェクト・ベスト 2
最近の中山美穂はまさに『毎度おさわがせします』なわけですが(共演者の木村一八や板東英二も含めて)、彼女の行動にはちゃんと理由があるわけですよ。中山美穂のデビュー作『透明でいるよ』(85年/ワニブックス)情報によると、「写真撮影って、あんまり好きじゃないんだ。特にああしろ、こうしろ、ってうるさく指示するカメラマンの人って、いるでしょ。最初のうちは、ハイハイって感じで、ニコニコやってるけど、時間がたってくると、だんだん腹が立ってきて、ブスッとしちゃんだ」とのことだから、そりゃあ羽田空港で報道陣にカメラを向けられてブチ切れたのも当然の話。辻仁成と結婚してパリへ移住したり、離婚したら新しい恋人を追ってパリに旅立ったりしてきたのも、「英語以外にも、各国の言葉に挑戦したいな」「外国旅行するたびに、外国で恋人をつくって......」なんて夢を語ったり、理想の結婚として「田舎に住みたいんだ。外国でもいいんだけど、遠くにね」と言っていたことを思えば納得できるはず。それより、この本でいちばん恐ろしかったのは、「妹の忍が生まれたのは、私が3才のとき。群馬でだったと思うんだけど、忍に関してはびっくりするほど記憶がないの。とにかく、忍に気がついたのは、ずっーと、ずっーっとあと。あるとき、気がついたら、本当に突然、妹がいたって感じ。忍は3才ぐらいだったかな?」という発言でした。両親が離婚したのが彼女が3才のときだったから、そのショックのせいなのかなあ......。
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脱法ハーブ騒動でいまこそ大麻解禁論者の出番か!? 『ほぼ日刊 吉田豪』連載153
Written by 吉田豪
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