彼女の幻想 【初回限定盤】 Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi
吉田光雄 @WORLDJAPAN
「ずっと運動を忌避してきたんですけど、最近『声優は肉体労働なのだな』とわかってきて。吉田豪さんが『サブカルチャーの人は運動しないと鬱になる』と書いていたので、アラサーを迎えるにあたって運動を始めて」「サブカル鬱になりたくないがために」(上坂すみれ)
https://natalie.mu/music/pp/uesakasumire12
20:42 - 2018年2月2日
もはやサブカルなんてものは存在しなくなったと言われる中、正しくサブカルの道を突き進む上坂すみれ。
プロレスにハマったと思えば最初に読むのが、かなり余計なところにまで踏み込んでいる『吉田豪の喋る!!道場破り プロレスラーガチンコインタビュー集』(13年/白夜書房)だったり、セイントフォーにハマってそれ風のオリジナル曲『哀愁Fakeハネムーン』を歌うまでになったきっかけが「衛星放送の邦画専門チャンネルで、吉田豪さんがアイドル映画について熱く語っていてすごく興味が湧いて。(セイントフォー主演の)『ザ・オーディション』という映画を見てみたら、すごくディープで(笑)」というものだったりと、実はなぜかボクが余計な影響を与えてきたみたいなんですが、まさか『サブカル・スーパースター鬱伝』(14年/徳間文庫)きっかけでボクササイズまで始めていたとは!
ただ、この本。サブカル系の男性が40歳前後に鬱々とした状態になりやすいってことで作ったインタビュー集なので、現在26歳の上坂さんとは無関係なはずなんですよ。
ややこしい現実を直視せず、サブカル的な世界で楽しく生きてきた男たちが、40歳前後になって体力も低下し、親の病気とか離婚とか、ややこしい現実に直面せざるを得なくなったことで鬱々としがちになるって話なんですけど、女子はもっと早い段階で現実と直面して、若くして鬱々としたりしてると思うんですよね。
これはボクの持論である男女の第二次性徴の違い、女子は嫌でも毎月鬱々とするようになるけれど、男子は「オナニーのやりすぎで頭が悪くなるんじゃないか」と悩むぐらいなのが大きいと思ってます。男子は基本バカだし、女子の方が精神年齢は圧倒的に上なのはそういうことなんですよ。
文◎吉田豪
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