【貴乃花問題】ここに来ての『白鵬バッシング』を分析してみた【日馬富士問題】

2017年12月07日 

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またもや沸って湧いて出てきたノイズ

日馬富士暴行事件に端を発したのが、白鵬バッシングです。
整理してみましょう。
一言で言えば、「白鵬黒幕説」です。

・そもそも日馬富士が貴ノ岩に暴力を振るったのは白鵬の怒りを代弁したからではないのか→白鵬が黒幕。

・最近では貴乃花親方を巡業部長から外せ、というのは品格がないとの声。

・嘉風戦後の「待った」の抗議は前代未聞で横綱としても力士としてもあるまじき行為。

さらに、白鵬の最近の相撲は張り差しからのカチ上げ(エルボー)は横綱らしくない、すなわち相撲の文化をおとしめているという説。また、貴ノ岩は貴乃花親方の言いつけを守ってモンゴル会に参加しないことを白鵬は気に入らなかった、それが日馬富士暴行事件の大元ではないのか、から始まりそして、


【それは白鵬らモンゴル力士が疑惑の相撲を取っているのではないか】


とまで報じられました。
これがもし真実なら。相撲協会や大相撲ファンにとって最も最悪な状況です。わずか、約7年前の悪夢、「八百長問題がまた再発するのか」......。

スー女ではない層、「たまに相撲は見る」ファンや「昔から何となく見ている」一般的なファンの相撲離れは深刻です。政治で言えば無党派層。

確かに、100kg以上の力士が毎日頭からぶつかり合っては体力が持たないでしょう。現役時代の貴乃花はガチ勢と言われ、満身創痍。30歳で引退しました。白鵬が「東京オリンピックまで横綱を張りたい」と公言している以上、「忖度」が働くのかと邪推もしてしまいます。

貴乃花親方は"何か"を知ってしまったのか?

貴乃花親方の言動も賛否両論あります。あまりにも頑なすぎて、貴ノ岩の体調は大丈夫なのかという声も聞こえます。
相撲道を角道と言い、信念というより宗教のごとく、その道を突き進んできた貴乃花親方。彼は白鵬の「何か」を知ったのか、あるいは噂で聞いたのか。
周囲から聞こえてくる貴乃花親方のモンゴル力士嫌い、すなわち白鵬嫌いは何らかの根拠があるのではないかと推測されても仕方ないかも知れません。母親の藤田紀子氏の最近の言動もそれを思わせるものがあります。

白鵬愛人問題は、相撲界にとってさほどダメージはないと思われます。ブームにとって、最悪なのは夢が壊れる事です。ファンは対象者に過大な期待を抱きがちです。

例えばプロレスがずっと真剣勝負だと言われていて、初代タイガーマスク・佐山聡氏が「ケーフェイ」という本でほとんどのプロレス技は、相手との協力なしには成り立たないと書いてしまった時のプロレスファンの嘆き方が脳裏をよぎります。

相撲は、プロレスとは神事という色彩を帯びている分、異なります。また国技と呼ばれるだけに疑惑に対しては言い訳がききません。
ジャイアント馬場さんの名言「ロープに振られたら不思議な力で戻ってきてしまう」は相撲では通らないのです。
現在、外部ジャーナリズムから攻撃にさらされている相撲界。かなり危うい状況ではないでしょうか。


文◎編集部

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