今月6日に行われたアメリカンフットボール日本大学vs関西学院大学という一戦。この試合で日大選手が故意に相手を傷つけるよ蛮行プレーに及び、一大騒動に発展しています。
ボールも持たず無防備な状態で背後から強烈なタックルに見舞われた関学大QBは、搬送先の病院で「第2・第3腰椎棘間靱帯損傷」全治3週間と診断されたため、関学大QBの父親が本日警察に被害届を提出し、騒動はさらなる展開を見せることになりました。
また、22日はタックルに及んだ日大選手側も会見を開き、「試合前日の練習後、コーチからお前をどうしたら試合に出せるか監督に聞いたら、相手のクオーターバック(QB)の選手をワンプレー目で潰せば出してやると言われた。『QBの選手をつぶしに行くので使ってください』と監督に言いに行け。相手がケガをして秋の試合に出られなかったらこっちの得だろうと言われた」との言葉があったため、やはり辞任した内田正人元監督の指示があったことが伺えます。
この会見を受けた日大側は「みなさんにお伝えすることはない」「法人としてお話しすることはない」とコメントを出す予定がないことを語ったため、改めて日大側へ怒りやフラストレーションが向けられることになったのです。
この騒動は、思いもよらぬ日大の闇を露呈することとなりました。内田元監督が指定暴力団の幹部と一緒に写る写真なども出回っており、日大学生らも就職の際に不利になるため説明責任を果たすべきといった声が方々から寄せられています。
この日大側の対応には「日大の危機管理学部終わっただろこれww」「炎上の勢いがさらに増してるんだが?」「自らガソリン撒いていくスタイル 危機管理の失敗のお手本プレイ」「自分から悪い例を見せる高等テクニック」と日大内の危機管理学部の存在を不安視する声も大です。
確かに危機管理能力の有無以前に危機を回避するどころか増長させてしまうのは得策とは言い難いと言えます。様々なイメージダウンの重なる日大には起死回生の策があるのでしょうか。(文◎編集部)
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