介護職員や看護師が介護サービスの利用者とその家族からセクハラや暴力・暴言を受けている問題を解決するために、厚生労働省は、今年度中に事業者向けの「セクハラ暴力・暴言・対応マニュアルを作成するとの報道がなされました。政治家のセクハラ、暴力も解決できないのに政府にできるのでしょうかという問題は置いておきます。
「認知症は退行現象が見られるので、『クレヨンしんちゃん』のように幼稚なエロトークをする老人は少なくありません。また、伴侶に先立たれた寂しさから、異性に過剰に依存してしまうことが受け取り手によってセクハラになるのでしょう。役所が金をかけるより、事業所や職員の意識改革だと思います。政府は、介護事業のセクハラ事情を調査する業者を募集するそうです。また、税金の無駄遣いです。」(介護士)
介護現場で認知症老人のセクハラをかわすのに必要なスキルは、水商売的なサービストークだという声もあります。
「キャバクラ嬢、スナック等、ホスト等、水商売経験者を優先的に採用しています。セクハラ対策話法が身についていますから、セクハラのストレスをほとんど感じない傾向があります。認知症と酔っ払いは、同じ発言を繰り返したり、潜在意識で突発的に行動したりする共通点があります。オカタいお役所の方には、現場にしばらく入って頂かないと理解不能だと思います」(デイサービス経営者)
具体的には、どんな風に認知症老人のセクハラや、暴言に対応しているのでしょうか。触ってこようとする老人には、
「○○さん(利用者の好きな女優等)が、もうじきいらっしゃいますから、嫌われますよ。私では役不足ですわ」
入浴を拒んで、暴言を吐く老女には、
「クレオパトラも入ったエメラルドの湯をエジプトから取り寄せました。○○さんのために、エジプトの大学を卒業した政治家の秘書にお願いしたんです」
で機嫌よく入浴するそうです。
利用者を気分良くするサービストークですね。介護がサービス業である以上、お役所にはわからないサービストークが多々あるようです。
社会保障費の増大には、身内のセクハラ対策もできない政府に対策は有効なのでしょうか。
「安倍も甘利の親の代からバカだよ。バカ息子が政治家しきるからバカなんだ」と暴言を叫ぶ永田町OBの認知症老人もいます。これについて、論議をすると長くなりそうです。(文◎冴島奈穂美)
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