70歳代男性が30代と偽り女性から金を騙し取り逮捕 婚活サイトのセキュリティは「ザル」だと判明

2018年07月12日 70歳代男性 セキュリティ 出会い系サイト 婚活サイト 詐欺師 逮捕

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 70代の男が、婚活サイトで30代になりすまして、女性から320万円を詐取した容器で逮捕された事件が勃発。
 大津俊容疑者(70)は、別人の若いイケメン男性の顔写真等を使用して、30代の大手企業社員をよそおって婚活サイトに登録。
 2016年1月から4月までの間に、婚活サイトで知り合った女性に気を持たせて、320万円を騙し取った疑いです。女性が会おうとすると、腰痛や多忙を理由として一度も会いませんでした。

 この事件は、氷山の一角。
 婚活業界には、詐欺師が暗躍し、表沙汰になっていない事件も少なくありません。

「婚活詐欺師は大勢いますから、身分証明書の確認を徹底するべきですが、顔は整形、身分証明書は偽造という事件もありました。」(婚活パーティー業者)

 既婚者の60代が20代女性をつまみ食いするために美容整形し、婚活パーティー参加用に、若い医師の免許証を偽造したという事件だったもようです。

「お恥ずかしいことに、偽造身分証に当社のスタッフは騙されて、60代詐欺医師は、医師と結婚したい女性のパーティーに参加して、20代女性に手を出しまくっていたようです。ただ、デートの際に使用するクレジットカードも偽名で作ろうと調子にのって、偽造免許証を持って銀行口座を作りに行って逮捕されました。」(同)

 欲を出さなければ、詐欺医師は婚活パーティーで好き勝手やっていたとは恐ろしい話です。

 金銭目当てと若い女性の肉体目当てと異なるものの、婚活シーンには危険が潜んでいます。婚活業界のチェック機能の強化が急務と言えるのではないでしょうか。(文◎菅原謙太)

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