ひとりひとりに恋愛の見取り図がある!ラブマップとは?
●ラブマップってなに?
ラブマップ(恋の地図)とは、フィッシャー博士が提唱した言葉で、生まれた直後から現在に至るまでのあいだに、無意識に築きあげて来た、理想的なパートナーの条件のこと。
とくに態度や価値観などは、10代のあいだにマップが完成してしまうのだとか。つまり、両親の言葉使いやユーモアのセンス、兄弟の趣味や洋服の好みなど、子ども時代から思春期にかけて溜め込んだ経験が、恋愛対象となる人物像を決めているということになります。
●ラブマップの作り方
フィッシャー博士によると、幼いころの家庭環境が、自分の結婚生活に求める心地よさに影響しているそうです。
例えば、父親が煙草を吸わない人だったのなら、煙草を吸う男性に嫌悪感を抱きやすかったり、家事も仕事もこなしていた母親だったなら、「私も働いてるんだから、家事は分担が当然!」という思想になりにくいということです。
あなたがどんな幼少期を過ごしていたかを書き出すだけで、ラブマップを作ることができるのです。
●恋愛スイッチの入れ方
ラブマップを作成しておけば、その地図の理想像と重なる人物が現れると、脳内の化学反応スイッチが入り、「この人だ!」と教えてくれるのだそうです。
似た者同士が惹きつけられる傾向のことを、人類学者は「同類交配」と呼び、相性が合うとされています。ラブマップは、そのための見取り図となり、恋に落ちる手助けをしてくれるというわけです。