天皇陛下の記者会見である記者が放った「無礼な言葉」に皇室記者たちも真っ青 まもなく『令和』へ
ふざけてはいけません
「その瞬間、居合わせた記者たちの顔がこわばったと聞いています」(大手新聞社社会部記者)
その瞬間とはもうすぐ退位される、天皇陛下の宮内記者会での記者会見でのこと。天皇陛下の記者会見は天皇、皇后両陛下のお誕生日の際などに行われます。
数年前の出来事ですが幹事社の記者が天皇陛下へのご挨拶を述べた際、「ナマ天皇」という言葉を使用したという話が入ってきました。当然その記者は、周囲の他社記者からひんしゅくを買ったのですが。
「冗談のつもりで言ったのか不明ですが、彼はある有名人の二世なんですね。頭悪いなと思いました」(同上)
しかし、記者たちの冷ややかな空気をよそに、天皇皇后両陛下はこともなげな様子だったとのこと。
もともと、学習院高等科三年時代は学友たちと銀座に出かけ「銀ブラ」されたりする気さくなお人柄ということが広く報道されています。また、富士山で天皇陛下を撮影していたカメラマンが天皇陛下を見失った際、「お父ちゃんはどこへ行った?」と呟いたら、「お父ちゃんはここにいますよ」とにこやかに天皇陛下がほほ笑んでいたという逸話があります。
記者の失言などには両陛下は、動じることなどありませんでした。平和を愛する今上天皇がもうすぐ上皇になります。令和の時代はこの精神を受け継いでいってもらいたいと心より願います。(文◎編集部)