第二次岸田内閣のニックネームをつけてみました 旧統一教会の身体検査は大丈夫?│プチ鹿島

自民党の自浄能力が問わリるところだが国民の支持は?(撮影@編集部)

岸田首相が内閣改造をおこないました。
今回の内閣はなんとネーミングすればいいんでしょうか。新聞・通信社から聞かれたのでいくつか考えてみました。まず、

①「慌てて換気内閣」
そもそも内閣改造は9月だと報道されていました。しかし急に前倒し。旧統一教会と自民党の関係が連日報じられているので空気を変えたいという狙いなのでしょう。
でも有効な対策にはなっていない。一つの部屋を慌てて換気したところで自民党という部屋自体はまだ変わりないからだ。「何が問題かよく分からない」と正直に語ってしまった福田達夫先生の言葉がすべてです。

②「国会嫌い内閣」
旧統一教会と自民党政治家の関係は出るわ出るわ、もう多すぎて把握できないくらい。「あいつと一緒にするな」と憤る議員の方だっているでしょう。それなら合同結婚式ならぬ合同説明式をみんなでやればいいと思うのです。場所は新国立競技場でも借りたらいい。
そんなことを考えていたのですが新国立競技場を借りなくても良い場所がありました。それは「国会」という場所です。ここで思いっきり説明や議論ができます。ああよかった。ところが岸田首相は3日で国会を閉じてしまった。国会で旧統一教会も国葬もコロナも議論すればスッキリしたはずなのに。あ、それが嫌だったからなの?

ということはどうしても国会を避けるために知恵を絞ったのが今回の改造人事なのでしょう。お盆週間にもかかわらず懸命に何かやってる感を見せました。これで9月の国会まで時間が取れます。「前倒し」というより「後まわし」です。

岸田首相は今年初めに国会が始まる前にも議論を呼びそうな法案を避けました。そうしておいて波風立たせずに7月の参院選までいこうという作戦をとったのです。選挙結果を見てその作戦がうまくいったと判断したのでしょう、また今回も後まわしです。岸田首相はもしかして国会が嫌いなのでしょうか。

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