晴天の下 Rain Treeが2ndシングル「つまり」披露で仲の良さも披露

二曲目もセンターを務めた綾瀬ことりが光る。

雲一つない、6月22日の日曜。青海、「ダイバーシティ東京」でRainTreeが2ndシングル「つまり」を披露しました。RainTree独特のEMDの曲ではありますが、少し80年代のアイドルソング要素も入っていたのではと感じました。

ご存じない方に説明しておくとRainTreeは秋元康総合プロデュースで約9,000人の中かに選ばれた17人です(その前に選ばれたのがWHITE SCORPIONの11人)。WHITE SCORPIONの11人に選ばれなかった、17人が復活してRainTreeとしてメジャーデビューしたのです。メンバーにインタビューして思ったのが、全員「口だけではなく本当に仲の良いグループ。一回挫折を味わっただけに余計にそう感じる」ということです。

ですから、今後ともRainTreeのMVやパフォーマンスを見る時、この「17人の結束」を感じながら見ると、曲への想いもひとしおだと思います。

そして、RainTreeはシングルを歌うメンバーに選抜制を取り入れている事も頭に入れておいた方が良いでしょう。RainTreeになった事で既に選抜されてはいるのですが、さらにセレクションが待っているという過酷なシステムなのです。

そして、1nd「ILU」でセンターを務めた綾瀬ことりが今回の「つまり」でもセンターを位置取りました。そしてMCやダンスは個人的には新野楓果が引っ張っているように感じており、注目しています。他のメンバーも二回目の選抜。

歌とダンスに注目、新野楓果。

遠藤莉乃、佐藤莉華、鈴野みお。初選抜は朝宮日向と吉川海未。計7人で2nd「つまり」を披露しました。

カップリング曲は「3秒ルール」です。メンバーはお休みをしている加藤柊を除いた9人。

市原紬希(註・インタビューしましたが、独特の語彙力と雰囲気を持っているメンバーです。SNSも面白いです)、片瀬真花、黒澤禾恋、永瀬真梨(註・インタビューしましたが感受性が強く、熱いハートを持っているメンバーでした)、中俣美希、橋本真希、葉山莉瑚(註・市原紬希曰く、ほんわかした不思議な魅力を持っている。「おススメです」との事でした)、水野乃愛、百瀬紗菜の9人でパフォーマンス。

熱いハートを持っている永瀬真梨。

そして、個人的に今までのRainTreeと違った魅力を出してきたのかなと感じたのが今回、初披露した「恋愛変格活用」です。選抜メンバーは綾瀬ことり(最早、不動のセンターですね)、市原紬希、遠藤莉乃、片瀬真花、佐藤莉華、永瀬真梨、橋本真希、水野乃愛。この曲は「カワイイ系」でまとまっているのではと、良い意味で意外な気がしました。RainTreeの突破口になる曲かも知れません。

そして17人(今日は16人)揃うと、まとまりがカメラ越しにも伝わってくるものです、不思議な事に。多分、事前にインタビューしたせいもあるでしょう。本稿をお読みの方は、その結束の固さを感じながら「つまり」「3秒ルール」を聞くと、また違ったRainTreeの魅力を感じるのではないでしょうか。おススメです。(文・写真@久田将義)