銭湯絵師見習いでモデルの勝海麻衣氏が盗作騒動 手元に怪しげな紙を発見 その結果謝罪ツイート

「元絵師がアレンジした現実の虎には存在しない首の模様を丸パクしている事も、腕の線や背景の線まで丸パクしている」
「パクりの方は左の虎の足がどこの足だかわからなくなってるじゃないか。参考にする程度にしときゃもっと上手く描けたんじゃないかと思う」
「本家は阿吽になってるのにオリジナリティなのかパクリがバレるの避ける為かどっちも大口開けてるから二頭で相対してる意味がなくなっちゃってる」

との指摘もある。

また、パクリを行ったとされる勝海氏が元絵師の猫将軍氏に送ったメールの文面も晒される形となっており、そこでは、

「作成の過程で試行錯誤していくうちに、猫将軍様の作品の構図に酷似する形となってしまった次第です。誠に申し訳ございません。」
「なかなか信じて頂けないとは思いますが、私の本意では盗作や模倣を意図するものでは決してありません。」

と盗作や模倣ではないとの主張が繰り広げられている。

勝海麻衣氏の謝罪(ツイッターより)

現在はパクリ、盗作、模倣とパロディやリスペクトの線引についての議論が進んでおり、

「パクっていいけどそれが一目瞭然にわかるようにしないと駄目。わかるようにすればパロディやリスペクトの範疇になる」さらには、著作権違反にも触れる「写真の著作権ってないがしろにされてるよね、写真家が気の毒だわ」

といったコメントの広がりが伺える。アート業界にも広がる「飽和」の空気感は、今後同様の騒動を増やしていくことになってしまうのだろうか。(文◎編集部)