TBS「爆報! THEフライデー」炎上 なぜ「テレビの人」は素直に謝罪出来ないのか


爆報! THEフライデー公式サイトより

TBSの視聴率最高峰バラエティ番組「爆報! THEフライデー」放送内容に不適切な内容があり、制作部長が被害者に対して謝罪文を出し、取材謝礼名目で20万円を払おうとしたものの、火に油を注いでしまったことを週刊ポスト2019年4月12日号が報じています。

週刊ポストによれば、1月11日放送「あの有名人が、今じゃこんなことになっている」企画の再現映像に1990年代の学園祭の女王SHIHOにストリップデビューをさせて400万円のギャラを持ち逃げした人物が登場しています。

放送は匿名でしたが当時、SHIHOをプロデュースしていた人物ということで特定されて、あらぬ誤解を受けて人権を侵害されたA氏は困惑してTBSに抗議の連絡をしたり、BPOに申し出をしたりしたとのこと。

「細川茂樹の名誉毀損に続いて、一般の人の人権侵害騒動。懲りないというか、人の気持ちを推し量ることができない人がチーフプロデューサーだから、仕方がないですね。被害者からの問い合わせ電話をクレーマー扱いして、インターネット上に名前を書かれたら困るから出さないようにして、他人を装う等の失礼な対応をしていましたから」(TBS関係者)

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チーフプロデューサーの不始末のケツを拭く上司の制作部長の出方も空回りして、事態を収束させるのに失敗したようです。

「上司命令でチーフプロデューサーに被害者への謝罪を強要した人たらしの制作部長。小学生みたいに謝罪できない人が少なくないんですよ。超一流大学出身のエリートばかりですが、非常識でバランス感覚がおかしい社員管理職に翻弄されて、制作会社からの出向者やフリーランスは発狂寸前になることも少なくありません。決済しやすい範囲内で中途半端に金で済ませようして失敗したのでしょう。20万円は、若手社員プロデューサーの飲み代相当額ですから被害者に失礼だと思います」(TBS制作会社スタッフ)

制作部長、チーフプロデューサーの不始末の後に会社としてTBSはどんな解決策を出すのでしょうか。(文◎神田川涼香)