杉並区・保育士殺害現場を歩く 「乳児院」という特殊な職業に就いている人物の犯行に震え上がる街

 3月26日に発生した、東京都杉並区下井草のアパートで住人の保育士・照井津久美さん(32)が同僚である保育士・松岡佑輔容疑者(31)に殺害された事件。この松岡容疑者の仕事が小さい子どもの命を預かる保育士であること、2人の職場が乳児院であったことなどから、世間……特に小さいお子さんを持つ母親の間では驚きや困惑の声が多く上がっているといいます。


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参考記事:座間、猟奇大量殺人事件現場歩いてみた「本当にここが殺人現場なのか」 | TABLO

事件の概要を説明しますと、事件当日、松岡容疑者は照井さんが夜勤のために家を留守にしていたタイミングを見計らって深夜2時半に屋根を上って照井さん宅のベランダに降り、そこから部屋に侵入。照井さんが昼ごろに帰宅するまで部屋に潜伏して事件を起こしたと見られています。照井さんは発見時、背中の左肩近くに包丁が刺さった状態で倒れており、その後死亡。松岡容疑者は照井さんに一方的に好意を抱いていたことを周囲に話していたということで、警視庁は一方的な好意を募らせて照井さん方に侵入して事件を起こした可能性があるとみて、詳しく調べているとのことです。

本誌取材班も事件が起こった当日、殺人現場である下井草のアパートに駆けつけ、近所を歩きまわるなど取材を行いました。取材に当たった記者曰く、下井草は杉並区の中でも高級な住宅街にあたり、現場付近は豪華な邸宅が多かったとのこと。また、閑静な住宅街のためかマンションなどといった高い建物が見当たらず、事件の起こった建物のような低層階型のアパートが多く見受けられたようです。

現場は高い建物がない高級住宅街。その中にアパートが点在している(編集部撮影)

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それにしても、2人が働いていたのは乳児院というのがやはり衝撃です。乳児院とは、色々な事情により、親や保護者との生活が難しい1歳未満の子どもを保護して養育する施設のことを指します。普通の保育園と違い24時間体制で赤ちゃんの命を預かるために、その緊張感やストレスも凄まじいものがあると考えられますが…。

「気の毒な事件で、被害者の方の無念さを思うと涙が出てしまいます。私も小さい娘の母親ですが、赤ちゃんの命を預かる保育士がこういった残虐な事件を起こしたということにも少なからずショックを受けています。母親の立場としては、人手不足の業界とは思いますが、保育士になる方の身辺はきっちり調べて頂きたいなと…」(事件現場付近に住んでいる女性)

参考記事:幼稚園・未就学児スポーツクラブ・遊戯施設……子どもと接触する職を転々としていた性犯罪者・安田 | TABLO

昨今、保育園や幼稚園関係者が関わる事件が続出しています。今年3月25日には、熊本市の認可保育所で30代〜40代の保育士3人が園児に暴言を吐いたり体を押すなどし、市から行政指導を受けていたことが報道されたばかり。


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行政や企業は待機児童問題に対処すべく保育所を増やし続けていますが、保育士の賃金や労働時間といった労働環境が劣悪なままでは、保育の質が低下してしまう一方なのでは。そうなると本当に困るのは、心身ともにすり減って疲れてしまった保育士に八つ当たりされる子どもたちです。

今回の松岡容疑者はなぜ、保育士という立場にもかかわらずこのような事件を起こしてしまったのか…。本サイトは、今後もこの事件を注視していきたいと思います。(文◎編集部)