ミュージシャンたちが立ち上がった! 意識不明の爆風スランプ元ベーシスト・江川ほーじんへ「帰って来い!」
「情けない事に俺は何ひとつ、これっぽっちも知らないでいた。だから、事情を聞いても全然ピンとこなくて、笑いさえ出て来た。それから事情を少しずつ把握していったけど、今度は何も出来ない自分に対しての、怒りやなんだかわからない感情でいっぱいになってきた。」(梅原“PAUL”達也)
若年性パーキンソン病と闘病している梅原は、自らも救済ライブで救われ、音楽シーンに復帰した経験を持つため、恩返し的な意味合いもある。
そんな中、毎月のようにお世話になってるLive Houseに、「何か出来ないかな?」と梅原“PAUL”達也が相談したら、『PAULさん、好きなようにウチ使ってくれて良いから!」と即答されたという。
「そっから、末吉やら和佐ヤン(バーベQ和佐田、爆風スランプの後任ベーシスト)やら、ほーじんと交流のあった職人達(あえてこう呼ばせてて頂きました)それから俺と初めて一緒に演ったバンド“Rhinoceros”のメンバーにも声をかけた! 勿論返事は“Yes”だった。15日はみんなで音浴びまくって気持ち良く行こうぜって! 俺達はオマエの良い所も悪い所も全部含めて『愛してる!』みんながみんな『ほーじん帰って来い!』We Luv U! 」(梅原“PAUL”達也)
チャリティライブで助け合うミュージシャン、ファンの絆は 、美しい「心の友』だ。(文◎野島茂朗)