「触ってもいいんじゃないか?」 電車内で女性に性器を握らせる痴漢行為で逮捕された男の裁判傍聴 女性には一生涯の心の傷が

犯行を目撃した人は、初めは座席で眠っていました。膝に何かが当たったような気がして目を覚ますと、目の前に性器を露出し、それを握った手を細かく動かしている男の姿がありました。男の前にいる女性はスカートと下着を下ろされている状態でした。

「おい! 何してんだ!」

すぐに男のベルトを掴んで詰問しましたが

「何がだ! 放せ! 失敬な!」

と抵抗されました。
駅のホームで男をおろし、他の乗客と協力して駅事務所まで連行しようとしましたが、「事務所まで行くと冤罪にされるからイヤだ!」と最後まで抵抗しましたが駅員に取り押さえられ逮捕されました。

 

彼は勤め先の会社では営業マネージャーという地位にいました。証人として出廷した彼の上司の話では「勤務態度は実直で、若手に範を示すタイプです。勤続19年の間にセクハラなどのトラブルはまったくありません」ということでした。

同じように証人として出廷した妻は、
「事件のことはとても信じられません。そんなことをするような人じゃないと思ってました」
「私にとっては大切な家族です。20年以上一緒に過ごしてきた家族なんです。離婚をしようとは思ってません」
と話し、今後の監督を約束していました。

2人の証人の話からは、普段は彼はとても真面目でとても痴漢をするような人間だと思われていなかったことが窺えます。

犯行時、彼はコンドームを装着していました。嘘か本当かはわかりませんが「射精をしたときに、まわりに飛び散ってしまったら迷惑がかかるから」という理由でした。以前にもコンドームを着けて痴漢行為に及んだことは何度かあるようです。

そんな気遣いまで出来るにもかかわらず、彼は被害女性がずっと苦しんでイヤがっていたことにも、恐怖で声を挙げられなかったことにも、まったく気がついていませんでした。