「合コン」は死語 今の若者はなんと呼ぶ? 平成で一番モテていた企業の「合コン文化」とは|中川淳一郎

さて、平成の合コンだが、私が新入社員として博報堂に入った1997年(平成9年)、週刊SPA!が「会社別合コン人気ランキング」みたいな大特集を展開した。すると、我が社はなんと1位だったのである!! 電通社員の態度の悪さが書かれており、ここで私は「あぁ……。モテなかった大学時代。合コンなんて1回しかやることがなかった大学時代がここで幕を閉じるのか……。いい会社に入った」と、しみじみと感じたのである。

しかし、合コンなど新入社員の年には1度も参加することはなかった。というのも、私が配属された部署は、企画系の部署で、まったくチャラくない。オタクや研究者タイプが多い部署でとんと合コンがないのだ。

そして2年目、営業から3年年上の先輩が異動してきたのだが、彼の登場は我が部署に合コン文化をもたらすこととなった。

「よっ、お前、若いから合コン好きだろ? ANAの客室乗務員と恵比寿でやるけど来ない?」

こう誘われたのだ。これは行くしかないだろう! 行ってみたのだが、先輩方のノリがものすごくハイテンションで、オタク気質の私はとんとそこに乗っかることができなかった。しかし、ANAの皆様方はこの手のハイテンション広告代理店的合コンのノリは散々経験してきたので、その中の一人の美女とは連絡先交換に至ることができた。

参考記事:覚えているだろうか「女子大生ブーム」を 私が完全に乗り遅れた原因は“西武線のせい”だ|中川淳一郎 | TABLO