上場企業の時給第1位は8037円! それに比べて派遣・アルバイトの時給が… これが来年五輪を催す国の現実

表3:パーソルキャリア株式会社調べ(2019年6月の結果)。同社が運営するアルバイト求人情報サービス「an」のデータによる分析。筆者が作表しています。

全国平均が1036円で、トップは関東エリアの1084円、最下位は北海道エリアの930円でした。関東エリアと北海道エリアでは約150円の差ですから、地域でかなり格差があるんだなという印象。まあ、国が定める最低賃金の全国加重平均額(平成30年度)が874円ですから、それは超えているという状況でしょうか。

表4:株式会社ビースタイル調べ(2019年6月分の集計)。主婦に特化した求人サイト『しゅふJOBパート』のデータから算出。筆者が作表しています。

最後に、主婦求人の平均時給を調査したのが表4です。アルバイトは全国平均こそ同じですが、首都圏と関西以外は1000円以下というのがビックリ。また、派遣についても首都圏が1300円を超えているだけで、あとは全て1200円以下となっています。表2の「派遣求人の平均時給」と比べると、主婦のそれはちょっと少なめになっているようです。

時給というのは〝1時間〟という短い時間なので、どれだけ働いて、その対価がいくらなのかがわかりやすい指標なんじゃないかと思います。みなさんも時間があるときに、自分の時給を計算してみてはいかがでしょうか。(文◎百園雷太)

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