あの「伝説の路上」で生まれた 決して逃げない覚悟 「天才」総合格闘家・朝倉海選手(YouTuber)

――新宿2丁目(日本最大と言われているLGBTの街)に行ってみるという企画はどうでしょう。

海選手 新宿2丁目の企画は考えてました。どれだけモテるかっていう検証を。

――なるほど。

海選手 でも、それはセクシャリティな部分でデリケートなので、やめたんです。今やっているオタクの格好とかはみんな好きでやってるからいいと思うんですけど。

――他のYouTuberの方の分析や研究はしてるんですか?

海選手 あまり観ないかもしれないですね。それよりは編集してるスタッフがいろんなYouTuberを観てるんで、それでいろいろアイデアを勉強してるというか。

――海選手と合わせて3人でやってるんですか?

海選手 カメラと編集を両方やってくれてるのが一人いて。あとは定期的に出てくれてるメンバーが一人です。

――サイトウさんですか? あの人は度胸がありますね。

海選手 そうですね、度胸あるしなんでもできるんで。

――スタッフをサブキャラとして登場させるのはいいですよね。

海選手 ええ、僕一人だとできることが限られてきますし、ネタが尽きちゃうんですよ。ほかにメンバーがいるとより面白くできるというか。だからサイトウくんももっと認知してもらえるように。

――僕はもう認知しましたよ。

海選手 (笑)少しずつ認知してもらえるようになったらいいかなと思います。

世紀の一戦後「不便に感じるくらい声をかけられるようになりました」

――街を歩いてて、「あ、海選手だ!」みたいなことはありますか?

選手 前回の試合後(堀口恭司戦)からめちゃめちゃ言われるようになりましたね。毎日、何人かに声掛けてもらえるようになりました。買い物に行ってもご飯食べに行っても、だいたい声掛けてもらえるようになりました。

――東京に出てきて何年くらいですか?

海選手 2年ですね。

――その頃と生活は変わったという事ですね。

海選手 ホントに変わったのはここ最近ですね、堀口恭司戦が決まったときぐらいからものすごい声掛けられるようになりました。不便に感じるくらい声掛けられますね(苦笑)。

――迂闊なことができないぐらいに(笑)。

海選手 悪いことできないですね(笑)。ちょっと出かけるにも見た目を気にするようになりました。