取り壊し間近!? 珍建築「中銀カプセルタワービル」に潜入! そこには空想の中の未来があった!|Mr.tsubaking

中心を貫くエレベーターに螺旋階段が巻き付くように通っている塔が二つ建ち、そこにカプセルがぶら下がっているという構造になっています。

1階の集合ポストから他では見られないデザインが溢れ、垣間見られる黒川氏の奇才っぷり。

はじめに屋上に案内してもらいました。サビやコンクリートのヒビなども目立ち、老朽化しているのがよくわかります。それでも2011年の東日本大震災では何事もなかったということで、耐震性は問題ないようです。

上下のカプセルは独立しており、その隙間がおよそ30センチ。その間に電気屋水道の配管が通っているため、もし壊れても作業員が隙間に入れないため修理ができないとのこと。数年前に、一部の水道管が破裂してしまい、現在お湯が出ないのだそうです。なんて住みにくそうなのでしょう。

参考記事:ホストクラブ「愛本店」が退去 日本一の歓楽街・歌舞伎町は今「ビルの老朽化」という問題点に直面している | TABLO