写真と実名を晒しヘイト 心を患った人も 在タイ『週刊ワイズ』が親日国で犯した日本の恥さらし行為

タイは世界有数の親日国

日本が好きと言ってくれるタイの人も多く、タイから日本への旅行も人気がある。その親日国のタイで、日本企業も相当数広告を出している、現地の大手日本メディア「ワイズ」が起こした本問題。

タイ人の若い女性を騙して取材し、女性の顔も実名も晒して日本メディアが外見や見た目を罵り、それを見て嘲笑う日本人たち。

これは日本人として、あまりにも恥ずかしい姿だ。

仮に若い日本人女性が、海外のメディアから同様の扱いを受けて外国人から嘲笑われ、日本人女性が体調まで悪くしていたら、どう感じるだろうか?

実は、このような問題を東南アジアで起こしているのは、このワイズに限らない。

ベトナムでは今年6月、日本人がアメリカ発のカフェに居た所、スマホのアプリで受発注するデリバリーサービスのベトナム人従事者が店内にいたことを見つけ、ツイッターで「小汚い格好で店内におり、その店のサードプレイスの世界観が崩れる」といった内容をツイートし、これがベトナム現地で大きな批判を浴びた。

参考サイト ハーバービジネスオンライン『在ベトナムの邦人起業家、差別発言で大炎上。現地日本人社会も困惑』https://hbol.jp/194769

これはベトナムでの個人のツイートだが、タイのワイズの問題は、日本の現地最大手メディアが長年にわたり、このような記事を書いていたという点を考えると、その責任は遥かに重い。

何よりも残念なのは、長年にわたってワイズの読者から『異論』が出なかったこと。傍観者も同罪であると本サイトは考える。

現在、タイや東南アジア現地で気になる大きな問題として、反響が広がっている。(文◎編集部)

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