アイドルの握手会に泥酔して並んでいた男 咎められてスタッフに殴りかかる 裁判で語った“動機”とは?
あるアイドルの握手会の待機列に並んでいた土肥靖洋(仮名、裁判当時31歳)はスタッフに退場を促されました。
「飲酒をしてる方の入場はお断りします」
という注意書きが貼ってあるにもかかわらず彼は右手に焼酎の紙パックを握りしめていました。スタッフは丁寧な口調で話していたものの彼は激昂し大きな声で怒鳴りはじめました。
「持ってるだけだよ! 呑んでねーよ!」
すぐにスタッフの責任者が駆けつけ事情を聞こうとしましたがまた彼は怒鳴り声をあげました。
「持ってるだけなのに退場しろって言われたんだよ!」
持ってるだけ、と彼は言いますが責任者は後の取り調べで、
「明らかに酒臭かったので酔ってると思いました」
と供述しています。
「お客様、呑んでますよね?」
そう確認すると彼の怒りは頂点に達してしまいました。
「呑んでねえって言ってんだろ! ふざけんな!」
彼は責任者の襟首を掴んで揺さぶり、拳で殴りかかってきました。
幸い、殴られることもケガをすることもありませんでしたが、すぐさま110番通報をし、駆けつけた警察官によって彼は暴行の現行犯で逮捕されました。警察署で行われた飲酒検知では呼気1リットルあたり0.52ミリグラムのアルコールが検出されました。
参考記事:厄介ヲタにボロボロにされたNGT48メンバーたち そして証拠なくアイドルを追い詰めたマスコミは今|久田将義 | TABLO