山口組ナンバー2出所…分裂抗争の今後を読む「2つのポイント」 一般人を巻き込む殺し合いが勃発する可能性は――

警察は「指定」に踏み切るのか(写真はイメージです)

恐喝罪で服役していた指定暴力団・6代目山口組ナンバー2、高山清司若頭(72)が18日、刑期を終えて府中刑務所(東京都府中市)から出所した。この間、山口組は3団体に分裂。高山若頭の強権支配がその原因と指摘されているだけに抗争の激化が懸念されているが、事態は今後、どのような経過を辿るのだろうか。

暴力団事情に詳しい消息筋が、次のように話す。

「抗争の展開がどうなるかは、警察がどの段階で、各団体を『特定抗争指定暴力団』に指定する動きを具体化させるかだ。その上で注目すべきポイントが2つある」

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