次の薬物ターゲットは俳優のRとM 警察も意外と知らない“雑誌編集者との危険な繋がり” 裸を見られる仲に要注意

「いますよ。若手、と言っても三十路は超えてますが、大手事務所に所属するアイドルのY。最近、海外エージェントと契約したとかで、日本で仕事のない時は、アメリカの西海岸に住んでます。あちらに家を持っていることは、あまり知られていないのではないでしょうか。彼は覚醒剤ではなくコカイン派で、若い頃はヤンチャで六本木界隈で夜な夜な遊び狂ってましたけど、今は大人になって警戒心が強まったのか悪いことは日本ではせず、アメリカでやっていると自慢しているとか。実は彼に悪いクスリを覚えさせたのは、大手出版社の編集者であるともっぱらの噂です。芸能界って薬物騒動が多いですけど、反社の人間と出会うきっかけってあまりないじゃないですか。意外とですね、雑誌編集者にはキナ臭い人間が多い。特にグラビア系雑誌やアイドル誌ですね」。

 実のところ、業界で一番タレントと密接な時間を過ごせるのは、広告代理店関係者でもテレビ局幹部でもなく、雑誌編集者やライターだと言われています。例えば取材で写真撮影を行ったりインタビューをする際は、少人数体制でスタジオに数時間こもり、企画意図の説明から世間話までフランクに行います。もちろん、ケースバイケースではありますが、特に最強にタレントと仲良くなれるのは、海外出張や国内ロケに出かける時だと言います。

元グラビア系雑誌の編集者をしていたSさんは「今でも女優やモデル、俳優さんらとグループLINEで繋がってますよ」と、誇らしげに笑います。

「グラビアのロケは、国内だと沖縄や宮古島、石垣島、長崎県の離島、札幌などが定番。海外ロケだと、オーストラリア、グアム、サイパン、ハワイ、タイ、アメリカは西海岸が多いですね。タレントの売れ具合、ランクによって予算は異なるのですが、新人や絶賛売り出し中の子はサイパンかタイがほとんど。大体、一回の海外ロケだと日数は5日間ほど、タレントにプライベートの時間はほとんど与えず、朝から晩まで一緒にいるので当然仲良くなります。現場で一番偉い立場なのが担当編集者なのでタレントは秒で懐いてくるし、あとはライターやカメラマン、ヘアメイクに衣装、とにかく仲間意識が高い。で、やはり海外ロケともなると、全員が開放的になっちゃうもんなんですよね。僕はやりませんでしたけど、現地コーディネーターがドラッグを用意してくれてて、タレントやそのマネージャーも手を染めることは珍しくはありませんね。少し脱線しちゃいますが、グラビア系編集者やカメラマン、タレントの事務所関係者は出張イコール女遊びできると勘違いしているのが多くて、国内の出張ロケだと風俗やキャバクラで豪遊するのがもはや当たり前になってます」