【民主党の次世代リーダー】細野豪志議員が白髪染めを止めた「本当の理由」

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 民主党の細野豪志政調会長が白髪染めを止めた件について書いた日経新聞の「記者手帳」が話題になっています。細野氏がツイッターで「中年の道を歩む」と宣言したことネタになっていますが、周囲からは「何者にも染まらないという意思表示」という説も出ているとか。

 でもね、これはちょっと違うかなと思うんです。白髪を自分では染めないけど、「あなた色に染めてください」との意思表示かもです。もちろん民主党の幹部のオジサンたちに対してではなく、次期代表選で1票を持っている人たちに対してでしょうけど。

 もしかしたら、細野氏にとって「新しいチャレンジ」かもしれないですね。永田町では「甘利明経済財政担当大臣に対抗か?」と囁かれたりもしています。甘利氏も白髪を染めるのを止めましたよね。こっちは「リチャード・ギアに対抗か?」とも言われましたが、もちろん冗談です。ちっとも対抗していません。

 しかしこの日経のコラム、ちょっと面白かった。というのも、日経新聞は先日、フィナンシャル・タイムズ・グループを8億4400万ポンドで買収したからです。8億4400万ポンドといっても、ピンとこないかもしれません。私もピンときませんでした。いったいいくらなんやーーー?

 で、ググってみると、約1600億円だそうです。新国立競技場を建設できる金額です。エアコンは付きません。屋根もなさそうです。こう書くと、有難味もなにもありませんが、すごい金額です。たいていの人は一生働いても稼げません。でも、エリートの日経新聞の記者さんなら稼げるかもです。いや冗談です。彼らもサラリーマンですから。でもそのエリート集団の日経新聞なら、内部留保として1600億円以上は持っていそうです。そこで某記者さんに聞きました。

「おたくの会社はポッケからキャッシュで払ったの?」

 その記者さんは暗い顔をして思い切り嫌そうに、「借金ですよおっ!」と言っていました。その表情は何を示しているのか?「そんなのを買うくらいなら、オレたちの給与を増やしてくれ!」と言いたかったのか? それともその借金が、将来重いツケになるとでも思ったのか?日経新聞の記者ですから、そこんとこの財務くらいはわかるでしょうし。

  ですからこの白髪コラム。もしかして「オレたちが白髪になりそうだ!」という記者たちの叫びかも!というのが、ワタシの思い切り穿った見方です。

Written by 安積明子

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髪があるだけ十分。

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